MMC > 先端技術開発PJ概観 > スマートセンシング・インタフェース(SSI)の国際標準化
SSISmart Sensing Interface

 経済産業省の委託事業「エネルギー使用合理化国際標準化推進事業(省エネルギー等国際標準共同研究開発・普及基盤構築/省エネルギー等国際標準共同研究開発)」において、一般財団法人マイクロマシンセンターと技術研究組合NMEMS技術研究機構が共同で提案した「グリーンセンサ・ネットワークシステムのセンサ及びプラットフォームのインタフェース等に関する国際標準化」の研究テーマが採択されました(2016年度~2018年度:3年間)。
  (→SSI HPサイト)
 
 スマートセンサと端末モジュール間または自立電源と端末モジュール間ソフト的な接続法については標準が存在しないため、センサメーカーをはじめ端末メーカーやシステムインテグレータ等が製品開発・システム開発の都度、相当な時間・費用掛けて独自のインタフェース作製を行わざるを得ない場合が多く、大きな開発負担となっています。インタフェース部分を標準化することで、開発期間短縮による効率化、開発費用の削減が図れ、メーカー等の開発負担も軽減され、高品質な製品・システムが迅速かつ大量安価に市場に供給されることが期待できます。また、当該ビジネスへの参入者増大によりスマートセンシング&ネットワーク産業の更なる発展・拡大を見込むことができます。

 このような要請から、マイクロマシンセンターとNMEMS技術研究機構は、2011年から2014年に行われましたグリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクトの成果を活用したスマートセンシング・インタフェースの国際標準化について、それぞれ国際標準化原案作成および原案作成のための研究開発を主に担当し、連携しながら取り組んでいきます。

 さらに事業推進に当たっては、株式会社エヌ・ティー・ティー・データ、オムロン株式会社、セイコーインスツル株式会社、株式会社日立製作所、富士電機株式会社、三菱電機株式会社、ローム株式会社、東京大学、産業技術総合研究所、および一般財団法人次世代センサ協議会の産学10機関の参加協力を得ることになっています。関係者の方々のご支援・ご協力をお願いいたします。
(2016年4月)

【SSIの標準化(概念図)】
→ 拡大(PDF)
  
関係資料・関係サイト
  
(公募・採択関係資料)
 METI資料 採択のニュースリリース(PDF) 2016.3.29
 
 

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