マイクロサージェリー 【まいくろさーじぇりー:Microscopic surgery, Micro-surgery】 1101001-140

【定 義】 顕微鏡下で行われる外科手術。

【解 説】 今日の手術のうち注目されている技術の一つに、実体顕微鏡の下で行われる手術がある。 顕微鏡下の外科手術という意味でマイクロスコピック・サージェリーと呼ぶのが正式であるが、わが国ではマイクロサージェリーと呼ばれている。 耳鼻科、眼科、脳外科、血管外科、形成外科などで、このような顕微鏡下の手術が実施されている。 現在最も微小なレベルの手術では、直径800μm程度の動脈、静脈や神経を、直径20μm程度の針付きの糸で縫合することも行われている。 しかし、医者が持針器、ピンセットやメスを手で持って通常の手術と同じような動作をするので、この程度の太さの血管や神経の縫合が限界だと言われており、マイクロテレオペレーションなどのマイクロマシン技術が今後期待されている。

【参考資料】 (4)(5)(6)

【関連用語】 カテーテルファイバー内視鏡