2015年3月「エネルギー・環境新技術先導プログラム」のNEDO公募事業において、一般財団法人マイクロマシンセンター、株式会社デンソーおよび国立大学法人東京大学の産学連携チームが提案した「究極の省エネを実現する「完全自動化」自動車に不可欠な革新認識システムの研究開発」の研究テーマが採択されました。→ HPサイト
このNEDO公募事業は、我が国がエネルギー・環境分野の中長期的な課題を解決していくために、原則2030年以降の実用化を見据えた必要となる技術シーズ、特に既存技術の延長とは異なる飛躍的なエネルギー効率の向上や低炭素社会の実現に資する有望な技術の原石を発掘し、将来の国家プロジェクトに繋げて行くことを目的としたものです。
提案した「究極の省エネを実現する「完全自動化」自動車に不可欠な革新認識システムの研究開発」の研究テーマは、未来の交通システム(究極の省エネ、快適な移動空間の実現)に向け、自動車の完全自動化を実現すべく革新的な認識システムを目指すもので、そのコアとなる (1)厳密な自車位置、(2)人間を超えた周囲環境の把握、(3)認識アルゴリズムの三つの未踏認識技術の実現性の確保に挑戦しました。
本先導研究は、2015度から2年間に亘り当センターも研究体の一員として参画し積極的に研究の推進を支援してきましたが、予定通りの成果を挙げ2016年度末をもって終了いたしました。本先導研究の研究成果については多分野への展開を進めていくこととしています。(2017.3)
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