プ ロ ジェ ク ト の 目 的 と 内 容 |
(1)目 的
超微細加工技術によってつくられた幅数μmから数百μmを中心とするマイクロ空間を利用して化学反応を行う化学システム(マイクロ化学プロセス技術)の研究開発を実施します。
これにより、マイクロ化学プラント技術を確立し、反応の効率化・高速化、省資源・省エネルギー化を図ります。また、マイクロチップ技術を確立し、医療、製薬、バイオ関連、食品産業などにおける新規な分析・計測・診断市場(微量で高速の環境分析技術・家庭用診断チップ等)を開拓します。
さらに、この両技術を統合しマイクロ化学プロセス技術を共通基盤化するためマイクロ化学プロセス技術の体系化(設計・製作・運転のための理論・技術体系の構築)を行います。
(2)内 容
研究開発内容:平成17年度までに、高効率マイクロ化学プロセス技術に係る基盤技術を開発し、マイクロ化学プラント技術及びマイクロチップ技術を確立します。そのために、以下の研究開発項目について研究開発を実施します。
1. マイクロ化学プラント技術開発
2. マイクロチップ技術開発
3. マイクロ化学プロセス技術の体系化
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委 託 先 及 び 研 究 参 加 機 関 等 |
マイクロ化学プロセス技術研究組合
<研究参加機関(五十音順)>
(企業等)
旭化成株式会社、出光石油化学株式会社、宇部興産株式会社、
オリンパス光学工業株式会社、株式会社化研、
京都電子工業株式会社、三協化学株式会社、
株式会社島津製作所、新日鐵化学株式会社、
住友ベークライト株式会社、大日本インキ化学工業株式会社、
東亜ディーケーケー株式会社、株式会社 東芝、東レ株式会社、
長野計器株式会社、日本板硝子株式会社、日本化薬株式会社、
株式会社 日本触媒、日本電子 株式会社、日本分光株式会社、
日本ペイント株式会社、日本油脂株式会社、日立化成工業株式会社、
株式会社日立製作所、富士写真フイルム株式会社、
株式会社掘場製作所、三井造船株式会社、三菱化学株式会社、
三菱瓦斯化学株式会社、財団法人マイクロマシンセンター、
独立行政法人産業技術総合研究所
(大学等)
大阪大学、岡山理科大学、九州大学、京都工芸繊維大学、近畿大学、
東京大学、東京工業大学、徳島大学、分子科学研究所、宮崎大学、
早稲田大学 |
共 同 研 究 先
大阪府立大学、京都大学、東京工業大学 |
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プ ロ ジェ ク ト リ ー ダ ー |
(2002-2004年度)
東京大学大学院工学研究科教授・副学長 小宮山宏
(2005年度)
京都大学大学院工学研究科教授 吉田潤一
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研 究 開 発 期 間 |
2002年度~2005年度(4年間) |
予 算 額 |
総額 42.6億円 |
関 連 資 料 |
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