【MMCの位置付け】
経済産業省は、平成18年11月に、欧米諸国に比肩しうるよう、国際標準化を戦略的に推進するべく、国際標準の提案件数の倍増、欧米並みの幹事国引受数の実現を目指す「国際標準化戦略目標」を公表しました。また、この目標達成と、平成18年12月に知的財産戦略本部で策定された「国際標準総合戦略」の迅速な実施の観点から、平成19年7月に「国際標準化アクションプラン」を策定しました。
マイクロマシン・MEMSは、このアクションプランの各論(平成22年5月 改訂)の電子技術分野の中で重点的に国際標準化を推進すべき分野として位置付けられています。
マイクロマシンセンターはこれまでも実質的な規格提案団体として活動してきましたが、平成19年6月より公式にマイクロマシン・MEMS技術の標準化に関する国内審議団体となりました。平成20年7月にはIECでMEMS分野の標準化を行っていたワーキンググループが、日本の主導でSC(分科委員会)に昇格し、日本が幹事国となりました。MMCは新SC(SC47F)の国内審議団体としてこの幹事国業務を引き受けています。
【標準化事業に関する国の施策】
国際標準の提案、幹事国の引受等、我が国の国際標準化活動を一層強化するために色々な施策が標準化のステージに応じて実施されています。
→ 経産省 標準化・認証政策の今後の在り方
参考:標準化施策概要 2008年版
→ 日本産業標準調査会(JISC) 国際標準化について
参考:国際標準化への取組の重要性について 2008年版
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