財団法人マイクロマシンセンター

[No.2007-01] 2007年1月16日発行


ニ ュ ー ス 目 次  


   1 平成18年MMC10大ニュース
    (1)MEMS協議会発足―MEMS産業一層の発展を支援
    (2)高集積・複合MEMS(ファインMEMS)製造技術開発
       プロジェクトがスタート
    (3)総合イベント「マイクロナノ2006」が大盛況
    (4)MEMS-ONEプロジェクトの総仕上げ/α版リリース開始
    (5)MEMS国際標準化活動の戦略的展開
    (6)第3世代、未来デバイスプロジェクトの検討開始
    (7)第12回マイクロマシンサミット(北京)成功裏に開催
    (8)国際交流の活発化(ハノーバメッセ出展など)
    (9)マイクロナノネットの拡大と広報活動の強化
    (10)MMCオフィス環境の整備進む
   2 2006IEDM報告


  1 第2回MEMS講習会の開催(平成19年1月19日)
  2 第11回マイクロナノ先端技術交流会(H19年2月5日)
  3 「ナノテク2007」にMEMS関連プロジェクトを出展予定
    (H19年2月21日~23日)


  1 経済政策動向
  2 産業技術政策動向


  1 ロボット3団体合同賀詞交換会のご案内
    
  
ニ ュ ー ス 本 文



1 平成17年MMC10大ニュース

 輝ける新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 昨年(平成18年)を振り返りますと、わが国の景気は消費に弱さがみられるものの回復を続けていて、18年度の国内総生産の実質成長率は、1.9%程度になると見込まれています。当面のわが国経済は、企業部門の好調さが雇用・所得環境の改善を通じて家計部門へ波及し、民間需要中心の回復が続くと期待されています。
 このような状況の中で、当センターでは今や「産業のマメ」といわれ、製造業の発展に不可欠な基幹デバイスとなっているMEMSの技術開発、産業化を積極的に推進しております。技術開発の面では、第2世代MEMS(ファインMEMS)の開発を目指して国・NEDOプロ「高集積・複合MEMS製造技術開発プロジェクト」を受託し、3ヶ年にわたる技術開発に着手いたしました。また、産業化の面では、MEMS産業の発展を支援するMEMS協議会を昨年4月に発足させ、11月にはマイクロマシン展を含む総合イベント「マイクロナノ2006」を盛況裡に開催いたしました。
 以下当センターの平成18年十大ニュースをご覧いただき、このような我々の活動状況をご理解いただければ幸いです。

(1)MEMS協議会発足―MEMS産業一層の発展を支援

  MEMS協議会(MEMS Industry Forum:略称MIF)が当センターの特別事業委員会として平成18年4月1日に発足し、5月に発足記念パーティが盛大に開催されました。MIFは、MEMS関連企業61社(昨年12月時点)が中心となり、アカデミー、地域拠点、海外機関など計87機関(昨年12月時点)と提携し、行政、関係機関への政策提言活動や、産業交流・活性化のための活動を推進します。この活動はMIFの下に設置された各種委員会により進められ、MIFの事務局として、当センターに産業交流部を新設いたしました。
  海外の関係機関ともネットワークを構築し、わが国のMEMS産業の一層の発展を支援する活動は国内外で高く評価され、産業化支援のモデルケースとして注目を集めています。

(2)高集積・複合MEMS(ファインMEMS)製造技術開発プロジェクトがスタート

 ファインMEMSプロジェクトが平成18年度から平成20年度の3年間、国/NEDOプロジェクトとして発足、平成18年7月に正式にスタートしました。
  本プロジェクトは、小型・省電力・高性能・高信頼性の高集積・複合MEMSデバイスを製造できる技術を確立することで、高集積・複合MEMSデバイスの製品化を促進し、2010年にはMEMS関連国内市場1.36兆円確保を目指します。併せて本技術開発を通じて得られた製造技術に関わる知識を集約したデータベースを整備することにより、新たな新規MEMSの産業化を促進し、産業競争力の向上、市場規模の拡大に資することを目標に実施するものです。プロジェクトの開発テーマは大きく分けて、1)MEMS/ナノ機能の複合、2)MEMS/半導体の一体形成、3)MEMS/MEMSの高集積化、及び4)ファインMEMS知識データベースの整備、の4つで、企業、大学・国研などのわが国の総力を挙げて開発に取り組むことになりました。
 当センターは、本プロジェクトの「知識データベースの整備」を受託するとともに、プロジェクト推進連絡会議の開催等を通じて3年間のプロジェクト全体の推進を支援し開発の成果確保に注力して参ります。ご期待ください。

(3)総合イベント「マイクロナノ2006」が大盛況

 平成18年度より「MEMS国際標準化ワークショップ」、「第17回マイクロマシン展」「MEMSフォーラム」、「第12回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム」、「MEMS-ONEプロジェクト成果発表会」をまとめて総合イベント「マイクロナノ2006」として開催いたしました。
 開催場所等は、東京国際フォーラム(東京:有楽町)を主会場として、平成18年11月6日から9日までの期間で行われました。それぞれの会場は満席状態となり大盛況でした。特に、マイクロマシン展においては過去最大の11,736名(昨年は、9,098名)の入場者がありました。来場者並びに総合イベント関係各位に対し感謝申し上げます。
 なお、平成19年度は、さらにビッグな会場(東京ビッグサイト)に変更して「マイクロナノ2007」として7月25日~27日に開催する予定です。ご期待ください。

(4)MEMS-ONEプロジェクトの総仕上げ/アルファ版リリース開始

 平成16年度からのNEDO委託事業として推進されてきました「MEMS用設計・解析支援システム開発プロジェクト」事業も残すところ3ヶ月をきり、開発の最終段階に入っております。昨年11月から配布を開始しました設計解析ソフトMemsONEのα版は12月末日で300本近いライセンスを発行しており、企業、公的機関、及び大学の技術者・研究者において試験的な活用をしていただいております。本プロジェクトの終了後直ちに(5月)、本プロジェクトで取り組んだ開発課題の全テーマを包含した成果版(β版)を実費で頒布する事を計画しております。
 またMemsONEの継続的なメンテナンスサービスを提供する体制づくりも検討しており、3月にプロジェクト終了と同時に新体制に引き継ぐ事を狙っております。MEMS産業の裾野拡大に貢献するツールとして、大学・研究機関での研究、企業の開発・設計に、またファンドリーとMEMSを自社事業に活用しようとする企業との間の連携づくりに役立つ事を期待しています。

(5)MEMS国際標準化活動の戦略的展開

 マイクロマシン/MEMS分野において、我が国は平成17年度から18年度に渡り「MEMS専門用語」、「薄膜材料の引張試験法」、「引張試験標準試験片」の3本の標準案を国際規格化しており、さらに平成18年度には「疲労試験法」の新規提案を行いNP採択されるなど研究レベルと同様、標準化活動においても世界をリードしてきました。しかし、近年、韓国の国際標準化活動が活発化しており我が国を急激に追い上げています。このような状況を鑑み平成18年度は日韓両国を中心にMEMS標準化についての意見交換を目的とした日韓中MEMS標準化ワークショップ(6月22~23日@韓国・慶州)、また欧米研究者との国際標準制定に向けた意見交換・相互理解を目的としたMEMS国際標準化ワークショップ(11月6日@東京・三菱ビル)、をそれぞれ開催致し大きな成果を得ました。さらに今年度事業として、戦略的・継続的標準化活動の指針となる標準化ロードマップの策定作業を実施しています。ここでは今後10年間についてMEMSデバイス分野と基盤共通分野の標準化に関するロードマップを策定しています。今年度末に策定される標準化ロードマップは来年度以降の戦略的MEMS標準化活動の指針として大いに活用されていくことになります。

(6)第3世代、未来デバイスプロジェクトの検討開始 20年後の社会にインパクト

 平成16年度からスタートしたfine MEMSプロジェクトの次に位置づけられる、第3世代MEMSとして、ナノ・バイオとの融合による未来デバイス技術のプロジェクト化への活動を6月からスタートしました。第3世代MEMSはトップダウンプロセスである微細加工と、ボトムアッププロセスであるナノ・バイオプロセスとを融合したマイクロナノ統合製造技術の確立により、その応用範囲を急速に広げ国家・社会的課題である「環境・エネルギー」、「健康・医療」、「快適・安心・安全」分野で新しいライフスタイルを創出する革新的キーデバイスとして広く浸透していくと想定し、プロジェクトを企画し、提案することを目的としています。
 このプロジェクト検討は(財)機械システム振興協会からの受託事業として推進し、16社、9大学、及び産総研から総勢50名以上の委員が参加し進めています。産業界もこの活動を支援してくれており、産業競争力懇談会(COCN)の政策提言活動のテーマとしても取り上げられています。
 調査研究の成果を平成18年度からのプロジェクトに反映できるよう関係各機関と連携をとり進めていきますので、本年もご支援をお願いいたします。

(7)第12回マイクロマシンサミット(北京)成功裏に開催

 各国の代表者がマイクロマシン/MEMSに関する教育、技術動向、政策やトピックス等について現状や将来展望を自由に議論するマイクロマシンサミットは、日本がイニシアティブを取り1995年に第1回 を京都で開催して以来、開催希望国の持ち回りで毎年開催されています。2006年 第12回のサミットは日本以外のアジアではじめて、中国、北京で4月27日から3日間、成功裏に開催されました。
 今回の17の国と地域から、デリゲート、オブザーバを合わせ88名が参加し、6つセッション
(①Country/Region Review, ②Strategy & Cooperation, ③Infrastructures & Education, ④Market,   Industrialization & Standardization, ⑤Toward to Nano-Technology, ⑥Innovative Technology)にて54件もの発表がなされました。日本からは団長の東京大学下山教授、企業3社の発表等合計5件の発表を行い内容の濃いものであったと他の参加国から高い評価をもらいました。
 なお、2007年のサミットは、イタリアの北京で4月28日から30日の3日間開催される予定です。

(8)国際交流の活発化(海外アフィリエート、ハノーバメッセ出展など)

 2006年はMEMS協議会の発足を期に国際交流活動を積極的に進めました。
もっとも重点を置いたのが海外アフィリエートとのネットワーク作りです。MEMS協議会の海外アフィリエートとして米国MANCEF, MIG、ドイツiVAM、英国UK MNT NetworkのMEMS関連の産業化支援団体、及び米国カリフォルニア大学バークレー校BSAC、ミシガン大学WIMS、ドイツ フラウンホーファーIZMの研究機関が加入しました。これら海外アフィリエートとは積極的な情報交換を行うとともに、協力して海外交流活動を推進していす。
 たとえば、iVAMがハノーバーメッセで主催するマイクロテクノロジーフォーラムにマイクロマシンセンターとして初めて出展しMEMS協議会の活動、及び日本のMEMS産業化状況を紹介しました。その際オムロン(株)、オリンパス(株)松下電工(株)の多大なご協力を得たことに改めて感謝いたします。ハノーバーメッセには本年も引き続き出展する予定ですので、関係各位のご支援をお願いします。
 また、海外アフィリエートが主催するイベントであるCOMS2006、及びドイツNRW州セミナーにおいてMEMS協議会として日本の研究開発、産業化推進動向を紹介し日本の産官学連携の取り組みに高い評価を得ました。さらに、マイクロナノ2006を利用し、フラウンホーファーIZM、カリフォルニア大学バークレー校BSACをマイクロマシンセンターに招き、セミナーを開催しビジネス交流の場として会員企業の皆様に活用してもらいました。
 一方、従来から続けている海外調査活動では、今年度北米のMEMS関連機関を訪問しました。訪問先は米国はアナログデバイス社、インテリセンス社、マイクロチップス社、インフォロニクステクノロジーセンター、MIT、ボストン大学、カナダのマイクラライン社、アルバータ大学、NINT(国立ナノテクノロジー研究所)です。
 今回の訪問では最先端の研究機関から事業化に成功している企業まで、またコンピュータシミュレーション、MEMS開発支援センター、ファンドリー、デバイス開発と幅広い分野をカバーした調査となりました。
 以上、多くの活動を実施してきましたら今年度も積極的に国際交流活動を進めますのでご支援・ご協力お願いいたします。

(9)マイクロナノネットの拡大と広報活動の強化

 MEMS協議会(MEMS Industry Forum:略称MIF)の発足に伴い、当センター(MMC)およびMEMS協議会(MIF)の関係者の方々、すなわちマイクロナノ分野の産学官の多くの方々が、ネット上で集い情報交換を行う場として、平成18年4月にメーリングリスト「マイクロナノネット」を共用開始いたしました。
 MMCやMIFからは、ニュースレターMicroNano Expressの形で最新情報を随時配信しています。また、マイ クロナノネット登録者の方は誰でも投稿でき、それぞれの関連するイベント案内や産学連携活動紹介、インターンシップ情報の提供、各種連絡等に自由に利用できます。欧米のMEMS関係機関ともアフィリエートとしてネットワークを構築しています。2007年にはアジアの関係機関ともネットワークを構築していく予定であり、さらなるネットワークの拡大と広報活動の強化を図ります。

(10)MMCオフィス環境の整備進む

 センター内のオフィス環境の整備向上を目指して、会議室の大型スクリーン、資料室の整理・整頓をして、小会議室の創出に取り組みました。
 先ず会議室の拡大を図るため、室内にあった資料棚の搬出と大型壁掛けスクリーンの設置をし、24人から30人規模の会議室にした。また、大量となった資料の整理・整頓を職員一丸となって実施して、6~8人程度の小会議室を新たに設けることができました。
 これからも、効率重視で改善に取り組んでまいります。


2 2006 IEDM報告

 毎年末に米国サンフランシスコで開催されるIEEE IEDM(International Electron Device Meeting)が本年も12月8日(日)~12月15日(金)にユニオンスクエアに程近いヒルトンアンドタワーホテルで開催されました。この国際会議は、半導体デバイス技術に関する最大の国際会議であり、1954年から開催され現在に至っている歴史の古い大きなもので、現在の参加人数は2000人を超える規模です。Siを中心とした半導体の多くの歴史上重要な研究がこの会議で議論されてきました。近年、MEMSの話題もセッションが設けられ議論されているにもかかわらず、その情報を積極的に入手していなかったため、半導体デバイスとの集積化に焦点が当てられた最新のトピックスを入手する目的で(財)マイクロマシンセンターとして参加しました。特に本年度からスタートした高集積・複合MEMS製造技術にかかわる技術情報には絶好の機会といえます。
 予想通り、Si系のCMOSデバイスを中心とした研究項目の全発表数約250件(発表の全てが口頭)のうちMEMSおよび3D集積関連は19件程度でありマイナーなポジションにあるようですが、出席者の多くを占める半導体屋としての高集積MEMSにかかわる議論はこれからのMEMSにとって重要で、その内容は全てCMOSコンパチブルプロセスを意識した実践的なものとなっていました。
 MEMSにかかわるセッションは3日間の全てにあり、
  Session 5: Displays, Sensors, and MEMS - Image Sensors、
  Session 11: Displays, Sensors, and MEMS ? Thin Film Transistors and Flexible Electronics
  Session 19: Detectors, Sensors, and MEMS - MEMS and NEMS
  Session 28: Displays, Sensors, and MEMS - Micro Bio and RF Devices
 NTTのフルモノリシックRFスイッチ/CMOS含めたRF-MEMSやフレキシブル電送シート、CNT、CMOS集積化バイオセンサなどの優れた報告が多く見られました。またそれ以外に、特にMEMSをトピックスとしていない他のセッションでも3D Inductor やインターポーザルにかかわる高集積配線技術の議論が有益でした。こうしたMEMS、3D集積化に係る発表件数の地域分布は、USA32%、欧州37%、アジア(日本以外)11%、日本21%であり、単独国としてはやはりUSAが多く、その次が日本となっています。
 今後も高集積複合MEMSの半導体一体形成技術に関しては、実践的研究のトピックス傾向を把握する意味でも、注目しておくべき会議といえます。


会場
(ホテルヒルトン サンフランシスコ)

受付ブ-ス付近




1.第8回MEMS講習会の開催(H19年1月19日)

 当センターファンドリーサービス産業委員会では、MEMS産業の裾野を広げ、その発展を促進するために初心者・中級者を対象に6回、中級者・上級者を対象に1回のMEMS講習会を開催してきましたが、今回は初心者・中級者向けに下記のとおり第8回MEMS講習会「MEMSの設計・加工技術と応用例」を九州地方で始めて(財)北九州産業学術推進機構と共催で開催いたします。積極的なご参加をお願い致します。
第8回MEMS講習会「MEMSの設計・加工技術と応用例」(初心者・中級者向け)
 ◇日時:2007年1月19日(金)13:00~17:50~19:00
 ◇場所:(財)北九州産業学術推進機構  会議室
      〒808-0135 北九州市若松区ひびきの 2-1
 ◇主催:財団法人マイクロマシンセンター
     ファンドリーサービス産業委員会
 ◇共催:財団法人北九州産業学術推進機構
 ◇参加費:8,000円  ◇定 員:100名
 ◇申込み:下記ホームページからお願いします。
        http://fsic.mmc.or.jp/mems-koshu/koshu-8/koshu-8.html

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ プログラム ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
  13:00  主催者挨拶
         青柳 桂一 (財団法人マイクロマシンセンター 専務理事)
  13:10  共催者挨拶
         三木 昌義 (財団法人北九州産業学術推進機構 専務理事)
  13:20  MEMSの集積・融合の進展と新産業創出への期待
         杉山 進  (立命館大学理工学部 教授)
  14:20  RF MEMSの設計技術
         成瀬 浩司 (オムロン(株) 技術本部 先端デバイス研究所 主事)
  14:55  ナノインプリントプロセス技術
         高橋 正春 ((独) 産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門
                 グループ長)
  15:30~16:00
         技術相談会(各社パネル展示説明)及び休憩
  16:00  MEMS応用例(1)  光MEMS技術の現状と今後の動向
         澤田 廉士 (九州大学大学院 工学研究院 知能機械システム部門 教授)
  16:45  MEMS応用例(2)  水晶MEMSの実用化検討
         植田 敏嗣 (早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 教授)
  17:30  ファンドリーサービス産業委員会活動紹介
       富井 和志 (松下電工(株) 微細プロセス開発センター
               MEMSファンドリーサービス主担当)
  17:50~18:00   休  憩
  18:00~19:00   懇談会
 

2.第11回マイクロナノ先端技術交流会(H19年2月5日

 当センターでは、MEMS協議会の産学連携事業の一環として、賛助会員企業の専門家を対象に、マイクロナノ技術に関する各産業分野における先端技術への認識と理解を深め、マイクロナノ技術の普及啓発と産学の技術交流を図ることを目的として、「マイクロナノ先端技術交流会」を実施しています。
 第11回のマイクロナノ先端技術交流会は、産業技術総合研究所先進製造プロセス部門主幹研究員 前田龍太郎氏、名古屋工業大学大学院教授 堂田邦明氏をお招きし、下記のとおり開催します。
 ○日時:平成19年2月5日(月)13:00~17:00 講演
                 17:10~18:30 懇談会
 ○場所:(財)マイクロマシンセンター 会議室
 ○内容:
   1.講  師: 産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門
              主幹研究員  前田龍太郎 氏
     講演題目:「MEMSおよびナノ製造の商業化(コストのかからないナノ製造)」
     講演概要:微細構造は設備や人的な投資が膨大であることが参入の敷居を高くしている。その回答として、ナノインプリント技術やデスクトップ製造装置開発について紹介する。

  2.講  師: 名古屋工業大学大学院工学研究科機能工学専攻
              教授  堂田 邦明 氏
     講演題目:「マイクロ・メゾ成形技術の動向」
     講演概要:国外(アメリカ、台湾、韓国、ドイツ等)におけるマイクロマニュファクチャリングの取り組みの現状とマイクロ・メゾ(10~0.1mm)スケールの成形技術動向について概説する。


 開催案内については、すでにMEMS協議会ホームページやマイクロナノExpressにてご案内していますので、皆様のご参加をお願いいたします。

3.「ナノテク2007」にMEMS関連プロジェクトを出展予定(H19年2月21日~23日)

 平成19年2月21日(水)から23日(金)まで東京ビッグサイトにて開催されるナノテク2007に当センターからプロジェクト2件を出展予定です。
 ナノテクノロジー関連で国内最大のイベントであるナノテク2007にはNEDO技術開発機構のプロジェクトブース内において、「MRMS用設計・解析支援システム開発(MemsONE)」と「高集積・複合MEMS製造技術開発(ファインMEMS)」の2件を出展し、MEMS技術に関する取り組みの全体像を展示する他、特にMemsONEについては来春の開発成果としてのβ版のリリースに向けたアッピールをする予定です。これらの出展により、電気・電子系、機械系の他、化学系やバイオ系の研究者、技術者に対して、ナノテクノロジーとMEMSとの融合により、より高度なMEMSデバイス・プロセス技術への展開、ナノテクノロジーの事業化発現の基盤としてのMEMS技術展開等の情報提供をしていく所存です。



1.経済政策動向

■月例経済報告(12日25日)

 12月の月例報告では、景気の基調判断について「景気は、消費者に弱さがみられるものの、回復している。」との判断。先行きについては、企業部門の好調さが持続しており、これが家計部門へ波及し国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる。一方、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要がある。としている。
  ○月例経済報告関係資料 http://www5.cao.go.jp/keizai3/2006/1225getsurei/main.html

■経済産業省の主な経済指標(12月28日)

  経済産業省は各種経済指標を取りまとめた資料を発表。たとえば、鉱工業指数に関しては、「11月(速報値)の生産は前月比0.7%と2ヶ月連続の上昇、出荷は同1.6%と2ヶ月連続の上昇、在庫は同1.4%と4ヶ月連続の上昇、在庫率は同1.7%と2ヶ月ぶりの上昇。」と分析している。
  [概要(PDF)] http://www.meti.go.jp/statistics/downloadfiles/omonakeikishihyo.pdf
  [ダイジェスト] http://www.meti.go.jp/statistics/data/hshihyo01j.html

■経済成長戦略関連

  国際競争力の強化と地域経済の活性化を二本柱とし、継続的に人口が減少するという逆風の下でも「新しい成長」が可能なことを示す「新経済成長戦略」に関連するこれまでの政策動向は以下の通り。

  ○経済成長戦略大綱のとりまとめについて (H18.7.6)
       http://www.meti.go.jp/topic/data/e60713aj.html
     7月6日の財政・経済一体改革会議において、「経済成長戦略大綱」が決定され、
     公表されている。 本大綱は、人口減少が本格化する2015年度までの10年間に
     取り組むべき施策について、経済産業省を中心としてとりまとめたもの。経済と
     財政の一体的な改革を進めるに当たって、歳出・歳入一体改革と並ぶ車の両輪
     として、政府・与党の最優先課題と位置づけられている。

  ○新経済成長戦略について (H18.6.9)
       http://www.meti.go.jp/press/20060609004/20060609004.html
     経済産業省は、「国際競争力の強化」と「地域経済の活性化」を二本柱とし、
     継続的に人口が減少するという逆風の下でも「新しい成長」が可能なことを示す
     「新経済成長戦略」をとりまとめ、6月9日にその内容を公表している。

  ○新産業創造戦略について (H17.6.13)
       http://www.meti.go.jp/policy/economic_industrial/shin_sangyou.html


2.産業技術政策動向

■総合科学技術会議開催(12月25日)

 第62回総合科学技術会議が12月25日開催され、議事は以下のとおり。
  (1)科学技術の振興及び成果の社会への還元に向けた制度改革について
  (2)平成19年度科学技術関係予算案について
  (3)最近の科学技術動向
  (4)その他
 なお、配布された資料については、以下の総合科学技術会議(第62回)議事次第参照。
   http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu62/haihu-si62.html
  また、科学技術の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための第3期科学技術基本計画は
  本年3月28日に閣議決定されている。
  [本文(PDF形式)]  http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/honbun.pdf
  [概要(PDF形式)]  http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/gaiyo.pdf
  [分野別推進戦略]  http://www8.cao.go.jp/cstp/kihon3/bunyabetu.html

■経済産業省の産業技術政策全般

 ○平成19年度経済産業省予算案の概要
  12月24日に政府予算案が閣議決定されました。今年の経済産業省予算の概要については以下のHPを参照ください。
       http://www.meti.go.jp/policy/sougou/yosan/H19YosanKohyoTop.htm
 ○平成19年度産業技術関連予算案の重点
       http://www.meti.go.jp/policy/innovation_policy/19fyyosanan.pdf
 経済産業省では、イノベーションの創出を通じた我が国の産業技術力の強化に向け、民間企業などにおけるイノベーションを促進する環境整備を進めるとともに、国においても知的資源の充実のための様々な取り組みを進めている。関連資料は以下の通り。
 ○イノベーション・スーパーハイウェイ構想について
       http://www.meti.go.jp/policy/innovation_policy/ishw.htm
 ○平成19年度産業技術関連予算要求の重点(発表資料 PDF 6ページ)
       http://www.meti.go.jp/topic/downloadfiles/060825-9.pdf
 ○経済産業省の研究開発 「技術戦略マップ2006」
       http://www.meti.go.jp/policy/kenkyu_kaihatu/main-toptrm2006.html
 「技術戦略マップ2006」は昨年版の20分野から24分野に拡大。技術戦略マップは、新産業を創造していくために必要な技術目標や製品・サービスの需要を創造するための方策を示したもの。

■NEDO産業技術政策関連

 ○○NEDO海外レポート991号 省エネルギー特集(各国の取組状況)2006.12.13
     http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/991/index.html

 ちょっと休憩・知ってますか?
  ―よくわかる!技術解説(NEDO HPより)―
    NEDOの開発事業のうち、機械システム技術分野にマイクロマシン技術の解説が掲載されています。
   21世紀の夢を拓くマイクロマシン技術として、取り組みの背景や研究概要、今後の展開がわかり易く紹介
   されていますので、次のHPよりご覧ください。
      http://www1.infoc.nedo.go.jp/kaisetsu/index.html

  ―ものづくり日本大賞の募集がはじました(METI HPより)―
    第2回ものずくり日本大賞の募集が始まっています。詳しくは、下記経済産業省のホームページをご覧ください。
      http://www.meti.go.jp/policy/manufacturing/monodukuri.html



1.ロボット3団体合同賀詞交歓会のご案内

 (社)日本ロボット工業会、(財)製造科学技術センターおよびトウセンター合同の新年賀詞交歓会が下記のとおり開催されます。年初ご多忙のことと存じますが、万障お繰り合わせの上ご来臨賜りますようご案内申し上げます。

   日 時 : 平成19年1月17日(水)
               12:00~13:30
   場 所 : 虎ノ門パストラル
               新館1階 鳳凰の間
               Tel:03-3432-7261
                開催場所:http://www.pastoral.or.jp/access/index.php



 

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