MMC-MIF-BEANS Monthly

[No.2011-03] 2011年3月17日発行


ニ ュ ー ス 目 次  
    
  
ニ ュ ー ス 本 文


  BEANSの成果、注目が続く

<メディア報道>
平成20年7月からスタートした5年間のBEANSプロジェクト(異分野融合型次世代デバイス製造技術開発プロジェクト)は3年目にあたる平成22年度も終わりに近づきつつあり、開発成果の収穫期を迎えています。最近、新聞やTV,専門誌などに取り上げられたものはLife BEANSでは竹内准教授らの3月1日に発表しました「細胞の立体組織形成技術」があります。以下のメディアで紹介されました。
 日経産業新聞:細胞から組織、自動形成、再生医療に応用、東大が装置
 時事ドットコム:細胞の3D形成に成功=高速かつ正確、再生医療にもー東大
 NHK:細胞を自在に作る技術開発 NHKニュース
 日本経済新聞:細胞の立体組織思い通りの形に、東大が注射器型の装置 再生医療に応用期待
 産経新聞:産業用ロボット改良の装置で3次元の細胞組織を自動形成 東大生産技術研究所のグループ
 
<学会発表>
BEANSプロジェクトでは以下の著名な国際学会に多くの論文が採択されました。
既に終わった学会についての詳しい報告はURLからご参照ください。
ⅰ)MEMS2011@Cancun,MEXICO 件
    http://beanspj.cocolog-nifty.com/tech/2011/02/m-e69d.html
ⅱ)nano tech 2011@東京ビッグサイトにてBEANSの成果をブース展示
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/tech/2011/02/nano-tech-2011-.html
ⅲ)ICEP2011@奈良県新公会堂 10件
ⅳ)TRANSDUCERS2011@北京、中国  3件

 先端技術交流会「MEMSエネルギーハーベスティング技術の最前線」、盛況に開催される

マイクロマシンセンターでは、マイクロナノ分野において産学交流を図ることを目的として先端技術交流会を実施しています。2月17日(木)マイクロマシンセンター テクノサロンにおいて第21回マイクロナノ先端技術交流会が「MEMSエネルギーハーベスティング技術の最前線」をテーマに開催されました。今回はMEMSエネルギーハーベスティング技術で世界的に活躍されている東北大学・桑野博喜教授と東京大学・鈴木雄二教授のお二方をお招きして交流会を開催致しました。総参加人数は30名で、それぞれの講演に対して活発な質疑応答がなされ関心の高さが伺えました。また講演終了後はマイクロマシンセンターで交流会が開催され、講演者を含め多くの方が参加されて交流を深めて頂きました。全体として大変盛況のうちに終えることができて、講演者の皆様、参加して頂いた皆様にお礼を申し上げたいと思います。来年度もより魅力ある先端技術交流会を企画致しますので皆様のご参加をお待ちしております。
(詳細は以下のブログ記事を参照ください)
http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2011/02/post-8824.html


 MEMS講習会「MEMSプロセス技術の最新動向とアプリケーション」名古屋で開催される

 マイクロマシンセンターでは、MEMS産業の裾野を広げ、その発展を促進するために、人材育成の観点でMEMS講習会を開催しています。2月22日(火)名古屋大学において第16回MEMS講習会が「MEMSプロセス技術の最新動向とアプリケーション」をテーマに開催されました。
 今回は基調講演を名古屋大学・佐藤先生にお願いし「マイクロ・ナノ理工学の深化がMEMSの発展をささえる」という題で新技術の開発には科学的な現象の解明が重要であることを講演して頂きました。他に豊橋科学技術大学・石田先生、立命館大学・木股先生、産総研・高橋先生、開催地(愛知)の企業から(株)デンソー・竹内様、豊田中研・野々村様からご講演して頂きました。またファンドリーサービス委員会のメンバー企業から、各企業が保有するプロセス技術、デバイス設計技術を紹介して頂きました。
 総参加人数は59名で、それぞれの講演に対して活発な質疑応答がなされ関心の高さが伺えました。また講演終了後は構内のレストランで懇親会が開催され、講演者を含めほとんどの方が参加されて積極的に交流を深めておられました。全体として大変盛況のうちにお終えることができて、講演者の皆様、参加して頂いた皆様にお礼を申し上げたいと思います。来年度もより魅力あるMEMS講習会を企画致しますので皆様のご参加をお待ちしております。
(詳細は以下のブログ記事を参照ください)
http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2011/02/post-fd9d.html



  

 ハノーバーメッセ2011

日時:2011年4月4日~8日
場所:ハノーバーメッセ 独
内容:
世界最大級の展示会、ハノーバーメッセにおいて、MEMS協議会海外アフィリエートの一つであるIVAMがオーガナイズするMicroNanoゾーンにMMC/MEMS協議会として出展し、MEMS協議会の活動や総合イベント:マイクロナノ2011の宣伝を行います。同ブースではメンバー企業のパナソニック電工も新規デバイスのプロモーションのために参加します。また、ゾーン内特設会場における講演会「Innovation for Industry」ではTIA-NMEMS拠点の紹介やMNOICの宣伝、パナソニック電工の講演も予定しています。

 総合イベント マイクロナノ2011

マイクロマシン/MEMS展、ROBOTECH、他同時開催プログラム
日時:2011年7月13日~15日
場所:東京ビッグサイト 東ホール
主催:(財)マイクロマシンセンター
オーガナイザー:メサゴメッセフランクフルト
詳細は、http://www.micromachine.jp/ にてご確認ください。

 日韓中MEMS標準化ワークショップ

日時:2011年6月24日(金)午前中
場所:ロイトン札幌
内容:MEMS関連の国際標準化に関する日本、韓国、中国の専門家によるワークショップ

 MEMSアフリエート関係のイベント

SMART SYSTEMS INTEGRATION
European Conference & Exhibition on Integration Issues of Miniaturized Systems – MEMS, MOEMS, ICs, and Electronic Components
日時:3月22日(火)~23日(水)
場所:Dresden, Germany
主催・共催:Mesago Messe Frankfurt GmbH、Fraunhofer-ENAS、Fraunhofer-IZM
 
◆ マイクロナノ応用フォーラム
開催日時:平成23年3月24日(木)15時~17時15分
           17時30分~交流会(参加費:1,000円)
開催場所:北九州学術研究都市 産学連携センター 2階 研修室
主  催:(財)北九州産業学術推進機構
内  容:平成22年度第2回マイクロナノ応用フォーラム
    (平成22年度 第11回九州地区ナノテクノロジー拠点ネットワーク講演会)
    ”マイクロナノあ・ら・かると”

プログラム:(講演題目は変更することがあります)
 15:00-15:10 【開会挨拶】フォーラム会長
            早稲田大学大学院情報生産システム研究科 教授 植田 敏嗣
 15:10-15:40 【講演】傾斜角センサの開発と商品化について
            株式会社坂本電機製作所
            新事業プロジェクトチーム 部長 國友 建
 15:40-16:20 【講演】誘電泳動とその応用について 
            九州工業大学大学院生命体工学研究科 特任教授 山川 烈
 16:20-17:00 【講演】磁気応用センサ、アクチュエータについて
            信州大学工学部電気電子工学科 教授 脇若 弘之
 17:00-17:15 【報告】北九州地域でのマイクロナノの取組
            財団法人北九州産業学術推進機構
            産学連携センター 担当部長 日下 尚司
 17:15-      閉会のことば

お申込み等、詳細は下記URLを参照ください。
   http://fais.ksrp.or.jp/info/pg/fais_look.asp?autono=653

お問合せ先:(財)北九州産業学術推進機構産学連携センター
       担 当:本多 日下
       電 話:093-695-3440
       FAX  :093-695-3439
       E-Mail:micronano@ksrp.or.jp
 
◆ 米国MEMS Industry Group関連イベント
US MEMS Day
(http://www.memsindustrygroup.org/i4a/pages/index.cfm?pageid=3921)
At Hannover Messe Exhibition 2011
April 5, 2011 - Hannover, Germany
 
MEMS Pavilion, Conference Tracks and Preconference Symposium
(http://www.memsindustrygroup.org/i4a/pages/index.cfm?pageid=3915)
At Sensors Expo & Conference
June 6-8, 2011 - Rosemont, IL
 
Symposium - MEMS & NEMS Fabrication, Devices & Applications, featuring MIG member speakers  → 参照
At Microtech Conference & Expo 2011
June 13-16, 2011 - Boston, MA
 
MEMS Executive Congress 2011
November 2 - 3, 2011 - Monterey, CA




 マイクロマシン/MEMSを取り巻く経済・政策動向のトピックを、いろいろな観点からとらえて発信します。
 
1、1月の企業物価指数、対前年比1.6%上昇
 日銀は、2月10日、11年1月分の企業物価指数(速報)を発表しました。
 それによりますと、1月の企業物価は対前月(2010年12月)比で0.5%上昇、対前年同月比では1.6%の上昇となりました。
 対前年同月比で上昇するのは4カ月連続です。また上昇幅も前月(1.2%上昇)よりアップしています。
 対前年同月比でアップした主な製品は、スクラップ類(+27%)、鉄鋼(+12%)、石油・石炭製品(+11%)、非鉄金属(+8%)等となっています。また、対前年同月比でマイナスとなった主な製品は、情報通信機械(▲5%)、電子部品・デバイス(▲4%)、電気機械(▲3%)等となっています。
 参考:http://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi1101.pdf
 
2、2010年の機械受注、対前年比4.6%増
 内閣府は、2月10日、2010年12月及び10年全体の機械受注統計調査の結果を発表しました。
 それによりますと、2010年全体の「船舶・電力を除く民需」の受注額は対前年比4.6%増の8.9兆円でした。対前年比でプラスとなるのは4年ぶりであり、前年の▲27%減から大幅に回復しています。また、受注総額では対前年比+20%増の23.9兆円となり、3年ぶりのプラスとなりました。
 同日、併せて22年12月の実績も発表されました。民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済)は前月比1.7%増の7,353億円で、4か月ぶりの増加となっています。
 参考: http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1012juchu-1.pdf
 
3、2010年10~12月の実質成長率はマイナス
 内閣府は、2月14日、2010年10~12月期のGDP(国内総生産)の速報値(1次速報値)を発表しました。
 それによりますと、同期間の実質成長率は前期比でマイナス0.3%(年換算マイナス1.1%)となり5四半期ぶりにマイナスとなりました。
 民間消費が前期比▲0.7%マイナスと大きく減少したことが主たる要因となっています。エコカー補助金の終了や10月のタバコ税引き上げ前の駆け込み需要が原因と考えられます。この他、公的需要が▲0.7%減少したことも要因となっています。一方、プラスとなった項目としては、民間設備投資(+0.9%)、民間住宅(+3%)等が挙げられます。
 あわせて、同日、2010年全体の成長率も発表しました。10年の実質成長率は3.9%となり、3年ぶりのプラスとなりました。また、同年の名目成長率も1.8%となり、これも3年ぶりのプラスとなります。
 参考:http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe104/main_1.pdf
 
4、10年の消費支出実質で対前年比で増
 総務省は、2月15日、2010年の家計調査の結果を発表しました。
 それによりますと、2010年の2人以上の世帯の消費支出は1カ月平均で29万円であり、前年に比べて0.5%の減少となりました。ただ実質では0.3%の増加となりました。実質で増加するのは3年ぶりとなります。
 2人以上の世帯で実質増加率が大きいものは、家庭用耐久財(対前年比+25%)、教養娯楽用耐久財(+49%)、住居(+7%)等となっています。これは、家電エコポイント制度によりテレビの購入が増加したこと等による効果が大きいことが寄与したものです。
 また、同年の2人以上の世帯の実収入は月平均で52万円であり、対前年比で0.5%の増、実質では1.3%の増となりました。実質で増加するのは3年ぶりです。
 参考:http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/pdf/gk01.pdf
 
5、月例経済報告(2月21日)
 内閣府は、2月21日、月例経済報告を発表しました。
 2月の月例経済報告では景気の基調判断について、「景気は、持ち直しに向けた動きが見られ、足踏み状態を脱しつつある。ただし失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。」としています。基調判断については、前月に引き続き上方修正しました。
「先行きについては、海外経済の改善や各種の政策の効果などを背景に、景気が持ち直していくことが期待される。
一方、海外景気や為替レート、原油価格の動向等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である」としています。
また、「政府は、「新成長戦略」に基づき、日本経済を本格的な回復軌道に乗せるとともにデフレを終結させるよう政策運営を行う。政府はデフレからの脱却を喫緊の課題と位置づけ、日本銀行と一体となって、強力かつ総合的な政策努力を行う。」としています。
 参考:http://www5.cao.go.jp/keizai3/2011/0221getsurei/main.pdf
 
6、1月の貿易収支は赤字
 財務省は、2月23日、1月分の貿易統計(速報)を発表しました。
 それによりますと、1月の貿易収支は4,700億円の赤字となりました。貿易収支が赤字となるのは1年10カ月ぶりです。
 1月の輸出は5.0兆円であり前年同月比1.4%増です。また、輸入は5.4兆円で前年同月比12%増となりました。
 輸出を地域別に見ますと、中国向けが9,300億円で対前年同月比1.0%増と増加幅が大きくなかったことが全体の輸出額の増加を抑えています。中国の2月上旬の春節を控えて、輸出が鈍化したものと思われます。
 一方、輸入額で対前年同月比で増加したものは、鉄鉱石(+69%)、石油製品(+39%)、原粗油(+11%)等となっています。
 参考:http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/gaiyo2011_01.pdf
 
7、日本の人口、1億2,806万人
 総務省は、2月25日、2010年国勢調査に基づく人口の速報集計結果を発表しました。
 それによりますと、2010年10月1日現在の日本の人口は1億2,805万6千人で、5年前の調査から0.2%増(年平均0.05%増)となりました。
 人口増加件は、東京都、神奈川県、千葉県など9都府県に留まっています。
 また、世帯数は5,195万世帯で前回の5年前の調査から4.8%増となり、これに伴い1世帯当たりの人員は2.46人と縮小傾向にあります。
 参考:http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/jinsoku/pdf/youyaku.pdf
 
8、経済産業省の主な経済指標(鉱工業指標調査 2010年1月速報分 2011年2月28日)
 経済産業省は、商鉱工業及びサービス業など幅広い分野にわたって統計調査を実施しており、それらの調査分析結果について取りまとめた統計をホームページ上に公表しています。これは鉱工業製品を生産する国内の事業所における生産、出荷、在庫に係る諸活動、製造工業の設備の稼働状況、各種設備の生産能力の動向、生産の先行き2カ月の予測の把握を行うものです。1月分の概要(速報)は以下の通りです。
 -持ち直しの動きがみられる鉱工業生産―
 ・今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも上昇であった。
 ・製造工業生産予測調査によると、2月、3月とも上昇を予測している。
 ・総じて見れば、生産は持ち直しの動きで推移している。
1月の生産・出荷・在庫動向
(1) 生産
1月の生産は、前月比2.4%の上昇と3カ月連続の上昇 (前年同月比は4.7%の上昇)となり、指数水準は97.1 (季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、鉄鋼業等であった。品目別にみると、普通乗用車、半導体製造装置、駆動伝導・操縦装置部品の順に上昇に寄与している。
(2) 出荷
1月の出荷は、前月比1.1%の上昇と3カ月連続の上昇(前年同月比は3.2%の上昇)となり、指数水準は96.9 (季節調整済)となった。出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、鉄鋼業、金属製品工業等であった。
(3) 在庫
1月の在庫は、前月比4.7%の上昇と2カ月連続の上昇(前年同月比は7.3%の上昇)となり、指数水準は100.9(季節調整済み)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、情報通信機械工業、輸送機械工業、一般機械工業等であった。
1月の在庫率は、前月比0.7%の上昇(前年同月比は1.2%の上昇)となり、指数水準は109.3(季節調整済み)となった。
製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、2月は前月比0.1%の上昇、3月は同1.9%の上昇であった。2月の上昇は、一般機械工業、鉄鋼業、紙・パルプ工業等により、3月の上昇は、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、その他等による。1月の実現率は▲0.3%、2月の予測修正率は1.0 %となった。
 参考:http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html
 
9、1月の失業率は横ばい
 総務省は、3月1日、1月分の労働力調査を発表しました。
 それによりますと、1月の失業率(速報、季節調整値)は4.9%であり前月比で横ばいでした。主な産業別就業者数を見ますと、「製造業」、建設業」などが減少、「宿泊業、飲食サービス業」などが増加しています。
 また、同日、厚生労働省は1月分の一般職業紹介状況について発表しました。1月の有効求人倍率は0.61倍となり、前月を0.03ポイント上回りました。
 参考:http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/05400.pdf
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000137pd-img/2r985200000137un.pdf
 
10、1月の貿易収支、2年ぶり赤字
 財務省は、3月8日、1月分の国際収支状況(速報)を発表しました。
 それによりますと、1月分の貿易収支は、▲3,900億円の赤字でした。輸出は対前年同月比2.9%増の4.8兆円でしたが、輸入は同16%増の5.2兆円でした。
 その一方で、投資等による所得収支は1兆円の黒字となりました。この結果、1月の経常収支は4,600億円の黒字となりました。
 参考:http://www.mof.go.jp/bpoffice/bpdata/pdf/bp1101.pdf


 
 

 マイクロマシンセンター、BEANS研究所(本部)は通常通り執務しております

 
 東北地方太平洋沖地震により被災および影響を受けられた皆様、心よりお見舞い申し上げます。MMCおよびBEANS研究所本部はビルの揺れによりパーティションが倒れた程度の影響にとどまり、通常の執務を行っております。
 

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