MMC-MIF-BEANS Monthly

[No.2012-06] 2012年6月15日発行


ニ ュ ー ス 目 次  
    
  
ニ ュ ー ス 本 文


 総合イベント「マイクロナノ2012」開催準備進む

 MEMS領域における世界最大規模の総合イベント「マイクロナノ2012」は、2012年7月11から13日に東京ビッグサイトで、開催されます。一般財団法人マイクロマシンセンターが主催し、メサゴメッセフランクフルトがオーガナイザーとなって運営します。
 約170社/機関/大学が出展し、マイクロナノ分野やロボット分野の製品や最新技術を展示します。マイクロマシンセンターもMNOICを含めた活動のご紹介を中心にブース展示を行いますので、ぜひご来場いただき、お立ち寄りください。
 また、国内外の一線で活躍する専門家・研究者をお招きして最新情報を提供する同時開催プログラムを次のとおり開催いたします。すべて無料でご参加できます。
 7月11日13:00~16:50 国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム
 7月11日13:00~16:25 グリーンセンサ・ネットワークプロジェクト成果報告会
 7月12日15:00~17:30 TIA N-MEMSシンポジウムPartⅠ MNOICセミナー
 7月13日10:20~11:55 TIA N-MEMSシンポジウムPartⅡ MEMS協議会フォーラム
 7月13日13:00~16:00 BEANSプロジェクトセミナー
 詳細はwww.micromachine.jpを参照ください。
 
 入場に当たり当日の登録は有料となります。上記URLより事前登録すれば無料で入場できますので、ご利用ください。
 

 平成23年度市場動向調査まとまる

 MEMS技術は、既存部品の小型化の進展としての単機能デバイス(第1世代MEMS)から、MEMS/ナノテク機能の複合技術、MEMS/半導体の一体成形技術、MEMS/MEMSの高集積化技術による多機能デバイス(第2世代MEMS)、さらにはナノ・バイオ融合による革新的デバイス第3世代MEMS(BEANS:Bio Electro-mechanical Autonomous Nano Systems)へと進展しています。
 マイクロマシンセンターではこれまで3回の市場規模推計を行っておりますが、この度は2010年度、2015年度、2020年度の市場予測を取りまとめました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2012/06/mems20102020-b6.html

 TIA N-MEMS 国際ビジネスワークショップ(MNOIC-UMEMSME特別セミナー)のご案内(7/11)

 世界最大級のMEMS展示会であるマイクロマシン/MEMS展が今年も7月11日から13日まで東京ビッグサイトにて開催されます。同時に10のシンポジウムやセミナーが開催され、海外からも多くの招待講演者、出展者、マイクロマシンセンターのアフィリエイトの方々が来日されます。(財)マイクロマシンセンターでは、海外との国際交流を行う絶好の機会ととらえ、産総研・集積マイクロシステム研究センターとの共催で、国際ビジネスワークショップをTIAの後援で7月10日に産業技術総合研究所 つくば東事業所にて開催することと致しました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2012/06/post-8477.html
  

 BEANS総合研究会開催される(5/21-22)

  平成24年度BEANS総合研究会が、千葉県習志野市の幕張セミナーハウスにて、5月21日(月)午後1時から22日(火)午後4時までの日程で開催されました。参加者は、技術研究委員会の委員、各センターの研究員(交流研究員、本部スタッフを含む)等の総勢83名となり、例年の総合研究会に勝るとも劣らない規模で、研究成果報告、技術交流、意見交換が行われました。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/24beans-bf70.html
 

 GSNプロジェクトの活動から

 DTIP2012に出席して(4/25-27) 
 DTIP(Symposium on Design, Test, Integration & Packaging of MEMS/MOEMS)は、1999年のパリでの第1回開催から数えて14回目を迎えるが、IEEE CPMTが共催していることからもわかるように、もともとはMEMSの集積化・実装に力点を置いた国際シンポジウムである。今回はカンヌ・コートダジュールで開催された
 規模で言えば、DTIPはMEMSに比べ発表件数で1/4程度、出席者数では1/7~1/8であり、非常にコンパクトでアットホームな会議である。MEMSは採択率が30%以下という異常に人気の高い学会であるが、この低い採択率を勝ち抜くためには新奇かつ斬新なアイデアが必須であり、実装分野の研究やMEMSデバイス・加工技術が多くの技術要素の一つまたは一部であるような、GSNプロジェクトのようなシステム系の研究は旗色が悪い。そういう意味でいわゆる渋いテーマを扱うDTIPはある意味で貴重な存在である。
  詳細は以下のブログを参照ください。
 http://gsnpj.blogspot.jp/2012/05/dtip2012.html
   




 MemsONE講習会

 MemsONEはMEMSの設計や解析を支援するシステムです(詳細はこちら)。
 MemsONEに係る講習会には、従来より実施している「MemsONE実習講座」と、昨年度より開始した人材育成用の「MEMS設計解析基礎実習」があります。「MemsONE実習講座」は、MemsONEユーザに対して操作方法や手順を指導するもので、「MEMS設計解析基礎実習」は技術者が解析ツールを活用する際の活用方法・手順・留意点等の基礎的な知識習得を支援するものです。これらの講習会は、どちらも実際にパソコン上でMemsONEを使用して操作演習を行う方式の講習会です。
 スケジュールと参加申込についてはこちらを参照ください。

 マイクロナノ人材育成プログラムのスケジュール

 詳細な内容、問い合わせ・申込先は../../business/innovator/
 
(1)UMEMSME-MNOICセミナー
  マイクロナノ人材育成を目的として、マイクロマシンセンターと産業技術総合研究所の共催でセミナーを開催しています。詳細はこちらを
 
(2)FAIS(北九州産業学術推進機構)
 平成24年度のプログラムは詳細が決定されましたら掲示します。
 
(3)MEMSパークコンソーシアム
 基礎講座
  東北大学のインターネットスクール(ISTU)を活用し、e-learningによりMEMS開発に必要な企画、設計、試作、評価にかかる基礎知識を習得することができる講座です。受講料:無料 申込:随時
 MEMS集中講義
  MEMS技術の基礎的知識から各種分野のアプリケーションの応用展開まで、様々な角度からMEMS技術を収集
 試作実習
  受講生に課題(試作を希望するMEMSデバイス)を持ち込んでいただき、4インチのプロセスラインを利用してマンツーマンに近い指導で装置の原理・使い方・プロセスのノウハウを学習し、「設計→試作→評価→発表」に取り組むことにより、MEMS開発者として必要な技術を体系的に習得していただきます。

 MEMSアフリエート関係のイベント

フランス CEA Leti 関連イベント
Innov’ Tech 2012
June 20, 2012 World Trade Center, Grenoble
URL
 
米国MEMS Industry Group関連イベント
MIG at SEMICON West 2012
http://www.memsindustrygroup.org/i4a/pages/index.cfm?pageid=4130
July 10-12, 2012 Moscone Center | San Francisco, CA
 
MIG Workshop at BSAC Fall 2012 Conference
:MEMS Product Development Challenges
-Sweet Dreams and Nightmares

http://www-bsac.eecs.berkeley.edu/events/8667029069/index1.html
September 19-21,2012 at UC Berkeley
 

◆ IMEC 関連イベント
SEMICON West 2012

http://www.semiconwest.org/index.htm
July 10-12, 2012 Moscone Center | San Francisco, CA

 
MANCEF 関連イベント
COMS2012
June 24 - 28, 2012 Tønsberg, Vestfold, Norway
http://mancef.org/coms2012

 主要なMEMS関連国際会議

  NanoKorea
   日程:2012年8月29日~31日
   場所:韓国KINTEX(Korea International Exhibition Center)
 
  MIGミーティング
   日程:2012年11月7・8日
   場所:Scottsdale, Arizona, USA
 
  MEMS2013
   日程:2013年1月20日~24日
   場所:台北, 台湾
   URL: http://www.mems2013.org/
 
  Transducers’2013 & Eurosensors XXVII
   日程:2013年6月16日~20日
   場所:Barcelona, Spain
   URL: http://transducers-eurosensors2013.org/
 
  COMS2012
   日程:2012年6月24日~28日
   場所:Tonsberg, Norway
   URL: http://mancef.org/node/271
 
  APCOT2012
   日程:2012年7月8日~11日
   場所:南京、中国
   URL
 
  EuroSencor2012
   日程:2012年9月9日~12日
   場所:ポーランド・クラクフ
   URL: http://www.eurosensors.net/
 
  MicroTAS 2012
   日程:2012年10月28日~11月1日
   場所:沖縄、日本
   URL: http://www.microtas12.org/
 



 マイクロマシン/MEMSを取り巻く経済・政策動向のトピックを、いろいろな観点からとらえて発信します。
 
1、11年度の経常収支は7.9兆円
 財務省は、5月10日、2011年度の経常収支(速報)を発表しました。
 2011年度の経常収支は7.9兆円となり、対前年度比では▲53%の減少となりました。
 この内、貿易収支は3.4兆円の赤字となり、前年度の6.5兆円の黒字から赤字に転じました。一方、海外投資による配当金等の所得収支は14.3兆円の黒字(対前度比+13%)でした。
 参考:URL
 
2、11年度末の国の借金は960兆円
 財務省は、5月10日、11年度における国債等の国の借金の状況について発表しました。
 それによりますと、平成24年3月末現在における「国債及び借入金」の残高は970兆円となりました。
 これは、前年3月末に比べて36兆円増えています。残高の内訳は「国債」が789兆円、「借入金」が54兆円、「政府短期証券」が117兆円となっています。この内、「国債」の残高が前年に比べて31兆円増加しています。
 参考:http://www.mof.go.jp/jgbs/reference/gbb/2403.html
 
3、EUの2013年の経済成長率、1.3%に下方修正
 欧州委員会は、5月11日、EUの2012年の実質GDP成長率を0.0%、2013年を1.3%とする春季経済予測を発表しました。
 前回の2011年11月の秋季経済予測と比べて、2012年の成長率を▲0.6%下方修正、2013年は▲0.2%下方修正しました。
 主要国の2012年の成長予測は、ドイツが0.7%成長(前回11月の予測に比べて▲0.1%減)、フランスが0.5%(同▲0.1%減)、英国が0.5%(同▲0.1%減)、イタリアが▲1.4%マイナス成長(同▲1.5%減)、ギリシャが▲4.7%マイナス成長(同▲1.9%減)等となっています。
 また、2013年では、ドイツが1.7%成長(前回11月に比べて+0.2%増)、フランスが1.3%成長(同▲0.1%減)、英国が1.7%成長(同+0.2%増)、イタリアが0.4%増(同▲0.3%減)、ギリシャが0.0%(同▲0.7%減)等となっています。
 参考:URL
 
4、2012年1~3月のGDP、年率で4.1%増
 内閣府は、5月17日、2012年第一四半期(1~3月)のGDP速報(1次速報値、季節調整値)を発表しました。
 この期間における実質GDPの伸びは対前期比で1.0%増(年率換算で4.1%増)となりました。
 GDP成長率の内、どの需要がGDPをどれだけ増加させたかを見る寄与度で見ますと、内需が0.9%、輸出が0.1%となっています。また、需要項目別で見ますと、個人消費が1.1%増と大きくなっています。また、公共投資も5.4%増と大きな値になっています。ただ、設備投資は▲3.9%減と落ち込んでいます。
 参考:URL
 
5、月例経済報告(5月18日)
 内閣府は、5月18日、月例経済報告を発表しました。
 5月の月例経済報告では景気の基調判断について、「景気は、依然として厳しい状況にあるものの、復興需要等を背景として、穏やかに回復しつつある。」としています。基調判断については、9カ月ぶりに総括判断を引き上げました。
「先行きについては、復興需要等を背景に、景気回復の動きが確かなものになることが期待される。ただし、欧州政府債務危機を巡る不確実性が再び高まっており、これらを背景とした金融資本市場の変動や海外景気の下振れ等によって、我が国の景気が下押しされるリスクが存在する。また、電力供給の制約や原油高の影響、さらには、デフレの影響等にも注意が必要である」としています。
また、「政府は、大震災からの復興に全力を尽くすとともに、欧州政府債務危機等による先行きリスクを踏まえ、景気の下振れの回避に全力を尽くす。また、デフレ脱却に断固として取り組み、全力を挙げて円高とデフレの悪循環を防ぐ。このため、平成23年度の補正予算に盛り込まれた施策を迅速に実行するとともに、平成24年度予算を着実に執行する。
政府は、日本銀行と一体となって、速やかに安定的な物価上昇を実現することを目指して取り組む。デフレ脱却に向け、日本銀行に対しては、政府との緊密な情報交換・連携の下、適切かつ果断な金融政策運営を期待する」としています。
 参考:http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2012/0518getsurei/main.pdf
 
6、OECDの2012年の経済見通し
 OECD(経済協力開発機構)は、5月22日、先進国の経済見通し(アウトルック)を発表しました。今回の見通しは、前回11月の見通しを見直したものです。
 それによりますと、2012年の実質経済成長率は、ユーロ圏では▲0.1%のマイナス(前回11月に比べて▲0.3%下方修正)、米国が2.6%(同+0.4%上方修正)、日本が2.0%(同変わらず)でした。またOECDトータルでは1.6%の成長(同変わらず)としています。欧州の経済が下方修正されたことが目立っています。
 また、2013年では、ユーロ圏の成長が0.9%、米国が2.6%、日本が1.5%と予測しています。
 参考:http://www.oecd.org/dataoecd/44/58/49995435.pdf
 
7、4月の貿易収支、2カ月連続で赤字

 財務省は、5月23日、4月分の貿易統計(速報)を発表しました。
 それによりますと、4月の貿易収支は5200億円の赤字でした。貿易収支が赤字になるのは2カ月連続です。
 この内、輸出額は5.6兆円(対前年同月比で+7.9%)であり、対前年同月比でみますと2カ月連続で増加しています。増加した主な品目は自動車(対前年同月比+220%)、映像機器(同+73%)等となっています。
 一方、輸入額は6.1兆円(対前年同月比で+8.0%)であり、対前年同月比では28カ月連続で増加しています。増加した主な品目は、原粗油(対前年ドプ月比+27%)、液化天然ガス(同+46%)等となっています。
 参考:http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/gaiyo2012_04.pdf
 
8、4月の失業率、0.1%上昇
 総務省は、5月29日、4月分の労働力調査(速報)の結果を発表しました。
 4月の失業率(季節調整値)は4.6%となり、前月に比べて0.1%上昇(悪化)しました。失業率が悪化するのは3カ月ぶりです。就業者数は6,275万人であり、前年同月に比べて27万人減少しました。これで5カ月連続の減少となります。
 また、同日、厚生労働省は、4月の有効求人倍率を発表しました。4月の有効求人倍率は0.79倍であり、前月に比べて0.03%上昇(好転)しました。
 参考:http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/05400.pdf
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002b1sz.html
 
9、4月の消費支出は増加
 総務省は、5月29日、4月の家計調査報告(速報)を発表しました。
 それによりますと、4月の2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり30.2万となりました。これは、前年同月比で実質2.6%の増加となります。前年同月比で増加するのは3カ月連続となります。
 前年同月比で増加した主な項目は、自動車等関係費を含む交通・通信費(前年同月比で実質+16%)、授業料等の教育費(同+17%)、被服及び履物(同+4%)等となっています。一方、減少した主な品目は、家賃地代等の住居費(同▲16%減少)、保険医療費(同▲8%の減少)等となっています。
 参考:http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf
 
10、経済産業省の主な経済指標(鉱工業指標調査:2012年4月分速:2012年5月31日)
 経済産業省は、商鉱工業及びサービス業など幅広い分野にわたって統計調査を実施しており、それらの調査分析結果について取りまとめた統計をホームページ上に公表しています。これは鉱工業製品を生産する国内の事業所における生産、出荷、在庫に係る諸活動、製造工業の設備の稼働状況、各種設備の生産能力の動向、生産の先行き2カ月の予測の把握を行うものです。4月分の概要(速報)は以下の通りです。
 -生産は持ち直しの動きで推移―
 ・今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも上昇であった。
 ・製造工業生産予測調査によると、5月低下の後、6月は上昇を予測している。
 ・総じて見れば、生産は持ち直しの動きで推移している。
4月の生産・出荷・在庫動向
(1) 生産
 4月の生産は、前月比0.2%の上昇と2カ月連続の上昇 (前年同月比は13.4%の上昇)となり、指数水準は95.8 (季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、化学工業(除、医薬品)、電機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、シャシー・車体部品、駆動電動・操縦装置部品の順に上昇に寄与している。
(2) 出荷
 4月の出荷は、前月比0.9%の上昇と3カ月連続の上昇(前年同月比は16.3%の上昇)となり、指数水準は96.7 (季節調整済)となった。出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、金属製品工業、電気機械工業等であった。
(3) 在庫
 4月の在庫は、前月比2.0%の上昇と2カ月連続の上昇(前年同月比は10.8%の上昇)となり、指数水準は109.6(季節調整済み)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、化学工業(除、医薬品)等であった。
4月の在庫率は、前月比6.6%の上昇となり2カ月連続の上昇(前年同月比は▲3.0%の低下)となり、指数水準は122.9(季節調整済み)となった。
製造工業生産予測調査
 製造工業生産予測調査によると、5月は前月比▲3.2%の低下、6月は同2.4%の上昇を予測している。5月の低下は、輸送機械工業、情報通信機械工業、化学工業等により、6月の上昇は、電子部品・デバイス工業、電気機械工業、化学工業等による。4月の実現率は▲2.2%、5月の予測修正率は▲1.2 %となった。
 参考:http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html
 
11、日本の対世界競争力、27位
 スイスのビジネススクールであるIMDは、5月30日、「2012年世界競争力年鑑」を発表しました。
 日本の総合順位は世界27位であり、前年の26位から一つ順位を落としました。この調査は、各国の「基礎インフラ」「政府の効率性」「経済状況」「ビジネスの効率性」の4分野における約300項目について各種統計やアンケートに基づき、世界59カ国・地域についてランク付けするものです。
 「基礎インフラ」については前年の20位から32位に大幅に下降しました。これは、東日本大震災の影響により日本の電力供給に対する懸念が高まったことによるものです。
 2012年の総合順位の1位は「香港」です。以下、「米国」「スイス」「シンガポール」「スエーデン」等と続いています。「中国」は23位、「韓国」は22位となっています。
 参考:URL
 

 
 

マイクロマシンセンター  BEANS研究所  NMEMS技術研究機構
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