ナノ・マイクロビジネス展開催準備進む(BEANSプロジェクトセミナーのプログラム固まる)
世界最大規模のMEMS関連イベントである「ナノ・マイクロ ビジネス展(マイクロナノを改称」の開催まで数週間となりました。7月3日(水)から5日(金)まで、東京ビッグサイトで開催します。
ナノ・マイクロ分野における微細加工技術、デバイス、ソリューションが集積する専門見本市として改めて位置付け、本分野の活発なビジネスマッチングも支援してまいります。併せて、未来ビジネスの核となる先端技術の紹介や、ナノ・マイクロ分野の産学連携の場としてますます内容の充実を図ります。
開催準備は着々と進んでおり、順次お知らせしています。
2日目7月4日の午後には「BEANSプロジェクトセミナー」が開催されます。
BEANSプロジェクトは2008年から2012年まで5年間にわたり研究開発が実施されました。このプロジェクトは、将来の革新的次世代デバイス(BEANS)の創出に必要な異分野融合コンセプトに基づいた基盤的プロセス技術群を開発し、プラットフォームの確立を目指しました。5年間の成果を是非体感下さい。
プログラムの講演タイトル、講演者については以下のブログを参照ください。
http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/06/post-670a.html
BEANS知識データーベース(試行版)の公開を開始しました
5年間の活動を終えたBEANSプロジェクト、今後はその成果活用の段階に入ります。その一つとして、BEANS知識データベース(試行版) の公開を開始しました。皆さまのご利用をお待ちしております。
BEANS知識データベースは、BEANS技術開発プロジェクト(2008年~2012年実施)において得られた1500件を超える技術的知見(知識データ)を、独自の技術体系に基づいてデータベース化したものです。このデータベースはWEB上で公開し、BEANS成果・知見や異分野融合の概念の普及に努めることとしております。
詳細は以下のブログを参照ください。
http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/05/beans-e582.html
第9回MEMS標準化ワークショップを中国・広州で開催(6/6)
UMEMSME-MNOICセミナー「ツール de MNOIC装置セミナー2013」開催報告(5/30)
TIA(つくばイノベーションアリーナ)の研究リソースを産業界が利活用する研究支援サービスであるMNOICも3年目を迎えました。今年も昨年同様、集積マイクロシステム研究センターの所有する最先端装置の製造メーカと、研究者・ユーザの交流の場であるMNOIC装置セミナー「ツール de MNOIC 装置セミナー 2013」を、5月30日(木)に産総研・東事業所 NMEMSイノベーション棟(4G棟)国際セミナー室にて開催致しました。今回は、千葉工業大学の佐野利男教授の司会の元で、MNOICが研究支援の対象としている世界最先端装置群の中から、装置メーカの方から4件の最先端装置および加工技術のご紹介頂くとともに、招待講演として九州大学大学院
システム情報科学研究院・情報エレクトロニクス部門 浅野 種正 教授から「先鋭マイクロバンプを用いたLSIチップ低温接合技術」に関する講演を頂きました。
詳細は以下のブログを参照ください。
http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/06/umemsme-mnoicde.html
Guardian Angels(欧州自己発電搭載ワイヤレスセンサコンソーシアム)訪問報告
自己発電素子を搭載したワイヤレスセンサの欧州産学官連携コンソーシアムであるGuardian Angels(GA)の本部を4月10日に訪問して情報交換を行ってきましたので、その内容について報告いたします。
このコンソーシアムには欧州の主な企業、大学、研究機関が参加しており、全体のリーダはスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のAdrian Ionescu教授が務めておられたので、同教授の研究室を訪問しました。
GAの目指すところは、マイクロテクノロジーを活用したワイヤレスセンサの端末からシステムまで総合的に開発することです。基本的な特徴として、技術面では低消費電力回路と自己発電素子を搭載したZero-Powerシステムの開発、応用面では世界的にニーズが高まっている予防を目的とした健康モニタリング、安全・安心社会を目指した環境、災害モニタリングへ活用することがあげられます。
詳細は以下のブログを参照ください
http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/05/guardian-angels.html
ハノーバーメッセ2013参加報告(その2)
4月8日~12日にドイツ・ハノーバで開催されたハノーバメッセ2013に参加しました。ここでは展示会場、併設シンポジウムの中からマイクロテクノロジー関連で注目された展示をピックアップして報告します。
◆ Fraunhofer ENAS : MEMS可変フィルタ付赤外スペクトルセンサ
◆ Fraunhofer IZM : 自己発電搭載振動センサ
◆ CiS (独): マイクロデバイスで開発から少量量産までサポート
◆ Institute of Micro & Information Technologies (HSG-IMIT) (独)
◆ Hekiatek (独):有機薄膜太陽電池
◆ Advanced Display Technologies (スイス・独):ドロップレット型ディスプレイ
◆i Light (スイス):街灯省エネ制御ワイヤレスセンサネットワークシステム
詳細は以下のブログを参照ください
http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2013/05/2013-0913.html
日本ロボット工業会、創立40周年を迎える
当センター関係団体である一般社団法人日本ロボット工業会は、今般、創立40周年を迎えることになりました。これを記念し、平成25年5月22日、東京プリンスホテルマグノリアホールにおいて、創立40周年記念式典、表彰式及び記念パーティが開催されました。 記念式典では、平 将明経済産業大臣政務官が来賓挨拶を行い、記念パーティでは宮本聡製造産業局審議官が来賓挨拶をされました。また、併せて行われた表彰式では、ロボット産業に貢献された方々に表彰状・感謝状の授与が行われました。会場挨拶では、世界のロボット市場の約7割を占める我が国ロボット産業への今後の期待と更なる発展を望む声が多く聞かれました。
GSN(グリーンセンサーネットワーク)プロジェクトの活動から
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