MicroNano Monthly

[No.2014-07] 2014年7月17日発行


ニ ュ ー ス 目 次  
    
NEDO公募事業「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」に採択決まる
2015年ナノ・マイクロビジネス展の開催日程が決まる
IEC TC47/SC47Fアドホック会議及び日韓中MEMS標準化ワークショップをジュネーブで開催(6/24-26)
MNOICの最近の状況
MNOIC実習セミナー「センサ回路とシステム・シミュレータ実習」のご案内(8/21)
MemsONE実習講座の開催報告
GSNの活動から(ECTC2014、JCK2014)
   
2015年ナノ・マイクロビジネス展の開催
マイクロナノイノベーター人材育成セミナー
MEMS協議会海外アフリエート開催のイベント
主要なMEMS関連国際会議

 
経済・政策動向のトピックス

「クール・ビズ(COOL BIZ)2014」を実施中 
  
ニ ュ ー ス 本 文

 NEDO公募事業「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」に採択決まる

 このたび当センター(一般財団法人マイクロマシンセンター)を含む産学グループが提案した「ライフラインコアモニタリングシステムの研究開発」について、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」への採択が決まりました。
 以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/nedo-0206.html

 また、技術研究組合NMEMS技術研究機構(以下NMEMS組合と略す)が提案した「道路インフラ状態モニタリング用センサシステム開発」も同プロジェクトに採択されました。
 以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/nmemsnedo-a00d.html

 両プロジェクトも本年度から平成30年度まで5年間の研究開発を行います。

  2015年ナノ・マイクロビジネス展の開催日程が決まる

 マイクロマシン/MEMS分野において世界最大規模の展示会であるナノ・マイクロビジネス展は2015年、以下の要領で開催いたします。
 

開催期日:    2015年4月22日(水)~24日(金)
場所:      パシフィコ横浜
主催:      一般財団法人マイクロマシンセンター
オーガナイザー: メサゴ・メッセフランクフルト株式会社
出展分野:  (1)センサー&モニタリング、ウエアラブル、M2M
        (2)マイクロマシン&微細加工
        (3)検査・評価装置
        (4)新製造技術・プラットフォーム
        (5)オープン・イノベーション
 

 2014年と同様に、レーザーと光学技術の総合展示会「OPIE(OPTICS & PHOTONICS International Exhibition)」と同時開催となります。
 

毎回好評の同時開催プログラムも、以下のシンポジウム・報告会を予定しております。
 第21回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム
 グリーンセンサーネットワークプロジェクトセミナー
 TIA N-MEMSシンポジウム/MEMS協議会フォーラム
 

 好評だった企画展示も出展分野に対応した展開を目指しております。ぜひご出展をご検討ください。
 開催準備状況は随時ブログ「MEMSの波」等でお知らせしてまいります。皆様のご来場をお待ちしております。

  IEC TC47/SC47Fアドホック会議及び日韓中MEMS標準化ワークショップをジュネーブで開催(6/24-26)

  MEMSに関する国際標準化はIECのTC47/SC47Fが担当していますが、そのアドホック会議が6月24日にスイス・ジュネーブのIEC本部で開催されました。TC47/SC47Fアドホック会議は毎年6月に日韓中の各国持ち回りで開催されており、今回のホスト国は日本ですが、今年はIECの総会が11月に東京で開催されるため、IEC本部での会合としました。
 会議の様子は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/iectc47sc47fwg1.html

 また、引続き、6月25日にスイス・ジュネーブのIEC本部で第10回日韓中MEMS標準化ワークショップが開催されました。MEMS関連の研究開発状況について日本及び韓国より各々2件、中国より1件のトピックが紹介され、それぞれの発表に対して活発な質疑応答・議論が行われました。
 発表の概要は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/10mems625-b13a.html

  MNOICの最近の状況

 一般財団法人マイクロマシンセンターの研究支援サービスMNOIC(マイクロナノ・オープンイノベーションセンター)の最新状況をご報告致します。今回は、1)4月に横浜で開催されたナノ・マイクロビジネス展へのMNOIC出展、2)技術スタッフの増員に関するご報告、3)MNOIC実習セミナー、に関してとなります。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/mnoic-f715.html

  MNOIC実習セミナー「センサ回路とシステムシミュレータ実習」のご案内(8/21)

 MNOICで利用可能な最先端装置を用いた実習形式の「MNOIC実習セミナー」の第三弾として、「センサ回路とシステム・シミュレータ実習」を8月21日に開催します。MEMSやセンサはスマートホンやタブレットの機能を決めるキーデバイスであり、また社会インフラ等のモニタリングに必須のデバイスになってきました。しかしその有効活用には、センサ特有の回路や利用方法を習得する必要があります。センサ回路は基本的にアナログ回路のため、その習得は容易ではありません。本実習はセンサの検出理論を理解して、最適な回路を設計する手法を短時間で習得するとともに、SPICEやMemsONEの回路機能シミュレータを実際に使い、理解を深めていきます。
 詳細は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/mnoic-8e21.html

  MemsONE実習講座の開催報告

 平成26年度のMemsONE実習講座(MemsONEのGUI操作や解析手順を学習するもの)は回数を増やして対応しています。特に基本操作コースは必須科目であるため、昨年度の2倍の6回開催すると共に、無料で受講可能としました。
 第1回基本操作コース(6月12日)、第2回基本操作コース(7月10日)には各2名の参加がありました。
 以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/memsone-3a36.html
 

 実習講座の年間を通した実施スケジュールについては以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/memsone-318b.html

 GSNの活動から

 <JCK2014出張報告>
 Japan-China-Korea MEMS/NEMS SeminarはグリーンイノベーションおよびライフイノベーションのためのMEMS/NEMS分野の日中韓3カ国の研究者および政府関係者が一堂に会したジョイントセミナーである。第5回の会議は、ソウル市内に位置する、大韓民国を代表する大型のコンベンション・センター「コエックス」にて開催された。学会で発表された研究テーマは、全体で50テーマあり、うち23テーマが口頭発表を行った。
自身は、グリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクトにおいて、Flexible Wireless Sensor Nodes for Application in ‘Green’ Sensor Networksというタイトルで、講演を行った。
 会議の様子は以下のブログを参照ください。
 http://gsnpj.blogspot.jp/2014/07/jck2014.html
 

 <ECTC2014出張報告>
ECTCはIEEE主催の世界で最大規模の実装技術中心の国際学会です。H25年度に上げたディープエッチングの技術成果の発表と、H26年度NMEMSセンサ実証の為の不可欠なドライエッチング技術についての最新技術情報の収集を行いました。
今回アルバック拠点から2件が採択され、発表を行いました。
詳細は以下のブログを参照ください。
 http://gsnpj.blogspot.jp/2014/07/ectc2014.html


 

 2015年ナノ・マイクロビジネス展告

 マイクロマシン/MEMS分野において世界最大規模の展示会であるナノ・マイクロビジネス展は2015年、以下の要領で開催いたします。
 

開催期日:    2015年4月22日(水)~24日(金)
場所:      パシフィコ横浜
主催:      一般財団法人マイクロマシンセンター
オーガナイザー: メサゴ・メッセフランクフルト株式会社
出展分野:  (1)センサー&モニタリング、ウエアラブル、M2M
        (2)マイクロマシン&微細加工
        (3)検査・評価装置
        (4)新製造技術・プラットフォーム
        (5)オープン・イノベーション
 

2014年と同様に、レーザーと光学技術の総合展示会「OPIE(OPTICS & PHOTONICS International Exhibition)」と同時開催となります。
 

毎回好評の同時開催プログラムも、以下のシンポジウム・報告会を予定しております。
 第21回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム
 グリーンセンサーネットワークプロジェクトセミナー
 TIA N-MEMSシンポジウム/MEMS協議会フォーラム
 

 好評だった企画展示も出展分野に対応した展開を目指しております。ぜひご出展をご検討ください。
開催準備状況は随時ブログ「MEMSの波」等でお知らせしてまいります。皆様のご来場をお待ちしております。


 

 マイクロナノイノベーター人財育成セミナー

(1) MemsONE実習講座 
 MemsONEはMEMSの設計や解析を支援するシステムです(詳細はこちら)。
 MemsONEに係る講習会には、従来より実施している「MemsONE実習講座」と、昨年度より開始した人材育成用の「MEMS設計解析基礎実習」があります。「MemsONE実習講座」は、MemsONEユーザに対して操作方法や手順を指導するもので、「MEMS設計解析基礎実習」は技術者が解析ツールを活用する際の活用方法・手順・留意点等の基礎的な知識習得を支援するものです。これらの講習会は、どちらも実際にパソコン上でMemsONEを使用して操作演習を行う方式の講習会です。
 開催スケジュールと参加申込についてはこちらを参照ください。
 

(2) MEMS講習会
  MEMS産業の裾野を広げ、その発展を促進するために、設定した分野において開発に携わっておられる方々をお招きし、最新動向を広く紹介していただきます。
 

 第22回MEMS講習会は以下の要領で開催しました。
 ■ テーマ:MEMS 技術を利用した地域活性化:MEMS がもたらす新しいものづくり産業
 ■ 日 時:平成26年3月6(木)14:00~17:00
 ■ 場 所:富山県ものづくり研究開発センター
 当日の様子は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/03/22-62f3.html
 

 第23回MEMS講習会は鋭意、内容を企画中です。日程及びテーマが決まりましたら改めてご案内いたします。
 

(3) マイクロナノ先端技術交流会
 産学交流を図ることを目的に、毎回大学等において先端的な研究に従事する方々を講師としてお招き、交流の機会を設けています。

 第26回先端技術交流会は以下の要領で開催しました。
■ テーマ:トリリオンセンサ社会に向けた世の中の動きとワイヤレスセンサネットワークの最前線
■ 日時: 平成26年5月9日(金)15:00~17:00 懇親会 ~18:30
■ 場所: 一般財団法人マイクロマシンセンター・新テクノサロン
■ 参加費:一般5,000円/賛助会員・MEMS協議会メンバー2,000円
 当日の様子は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/05/59-feb8.html
 

 第27回につきましては日程が固まり次第ご案内いたします。

(4) 海外調査報告会
 マイクロマシンセンターが毎年実施している海外調査の報告会です。欧米の研究機関や企業の最新研究開発動向を報告します。
 今回は以下の要領で開催しました。
 
■ 内容: 米国・欧州におけるMEMS最先端技術と産業動向
       H24年度 MEMS産業動向調査報告書の完成報告
       マイクロマシンサミットと中国・ロシア、北欧MEMS動向
       MEMS国際標準化に関する活動状況
■ 日時: 平成26年1月15日(水)15:00~17:00
■ 場所: 一般財団法人マイクロマシンセンター・新テクノサロン
■ 参加費:一般3,000円/賛助会員・MEMS協議会メンバー無料
 当日の様子は以下のブログを参照ください。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/01/2-1862.html
 

(5) MNOIC実習講座
 MNOIC(マイクロナノ・オープンイノベーションセンター)において最先端のMEMS製造・検査機器を使用する実習講座です。
 開催スケジュールと参加申し込みはこちらを参照ください
 

(6)UMEMSME-MNOIC連携セミナー
  マイクロナノ人材育成を目的として、マイクロマシンセンターと産業技術総合研究所の共催でセミナーを開催しています。具体的なスケジュールが決まりましたら改めてご案内いたします。
 

(7)その他
 MEMSパークコンソーシアム
 基礎講座:  東北大学のインターネットスクール(ISTU)を活用し、e-learningによりMEMS開発に必要な企画、設計、試作、評価にかかる基礎知識を習得することができる講座です。受講料:無料 申込:随時
 MEMS集中講義:  MEMS技術の基礎的知識から各種分野のアプリケーションの応用展開まで、様々な角度からMEMS技術を収集
 試作実習:  受講生に課題(試作を希望するMEMSデバイス)を持ち込んでいただき、4インチのプロセスラインを利用してマンツーマンに近い指導で装置の原理・使い方・プロセスのノウハウを学習し、「設計→試作→評価→発表」に取り組むことにより、MEMS開発者として必要な技術を体系的に習得していただきます。
 問い合わせは事務局まで
 memspc@mems.mech.tohoku.ac.jp http://www.memspc.jp

 MEMS協議会海外アフィリエート関係のイベント

フランス CEA Leti 関連イベント
  

米国MEMS Industry Group関連イベント
 Machine-to-Machine Evolution
 http://www.memsindustrygroup.org/events/event_details.asp?id=458241&group=
 Aug 11-14, 2014 The Rio, Las Vegas, United States
 

 MEMS Industry Group Conference Shanghai
 https://www.etouches.com/ehome/index.php?eventid=77096&
 Sep.10-12, 2014 Shanghai, China
 

 MEMS Executive Congress US 2014
 http://www.memsindustrygroup.org/i4a/pages/index.cfm?pageID=4243
 Nov 5-7, 2014 Scottsdale, AZ

IMEC 関連イベント
 SEMICON Europa 2014
 http://www.semiconeuropa.org/
 Oct 7-9, 2014 Grenoble, France

 UCPSS 2014
 http://www2.imec.be/be_en/events/ucpss2014.html
 Sep.21-24, 2014 Brussels, Belgium

 ITF Japan 2014
 http://www2.imec.be/be_en/events/itf-japan-2014.html
 Nov.17, 2014 Hotel New Otani, Tokyo, Japan

 
MANCEF 関連イベント 
 COMS 2014
 Oct.12-15, 2014 the University of Utah, Salt Lake City
 http://www.mancef.org/coms-2014/
 

 主要なMEMS関連国際会議

  Micromachine Summit
   日程:2015年5月
   場所:ベルリン、ドイツ
   URL:
  

  MIGミーティング
   上海会議
   日程:2014年9月10日
   場所:上海、中国
   URL:https://www.etouches.com/ehome/index.php?eventid=77096&
   

  MEMS2015
   日程:2015年1月18日~22日
   場所:Estoril、ポルトガル
   URL:http://www.mems2015.org/
  

  Transducers’2015
   日程:2015年6月21日~25日
   場所:Anchorage, Alaska, USA
   URL:http://transducers2015.org/
  

  APCOT2014
   日程:2014年7月
   場所:Daegu, Korea
   URL:http://apcot2014.org/
  

  MicroTAS 2014
   日程:2014年10月26日~10月30日
   場所:サンアントニオ、アメリカ
   URL: http://www.microtas2014.org/

 



【平成26年7月の経済報告】 

 本項は、マイクロマシン/MEMSを取り巻く経済・政策動向のトピックを、いろいろな観点からとらえて発信しています。
 以下は概要版ですが、詳細版は以下のブログをご参照下さい。
 http://beanspj.cocolog-nifty.com/mems/2014/07/post-cbb6.html

1.経済全体の状況
◎国内経済の概況


月例報告(内閣府)(平成26年6月20日公表)   ※最新のデータで作成
【日本経済の基調判断】
<現状>
・景気は、緩やかな回復基調が続いているが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きもみられる。
・消費者物価は、緩やかに上昇している。
<先行き>
先行きについては、当面、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により弱さが残るものの、次第にその影響が薄れ、各種政策の効果が発現するなかで、緩やかに回復していくことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。
<政策の基本的態度>
政府は、大震災からの復興を加速させるとともに、デフレからの脱却を確実なものとし、持続的成長の実現に全力で取り組む。このため、6月中に「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」及び「規制改革実施計画」を取りまとめるとともに、「日本再興戦略」を改訂する。また、経済の好循環の実現に向け、「好循環実現のための経済対策」を含めた経済政策パッケージを着実に実行するとともに、平成26年度予算の早期実施に努める。日本銀行には、2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現することを期待する。
 
※ なお詳細は以下のHPをご参照下さい。
 http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2014/06kaigi.pdf


◎ 設備投資

平成26年5月実績:機械受注統計調査報告
(平成26年7月10日公表 内閣府経済社会総合研究所)

 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、26年4月前月比34.8%増の後、5月は同30.5%減の2兆1,735億円となった。

需要者別にみると、民需は前月比19.6%減の8,472億円、官公需は同22.4%増の3,637億円、外需は同45.9%減の8,737億円、代理店は同2.2%増の1,009億円となった。

民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、26年4月前月比9.1%減の後、5月は同19.5%減の6,853億円となった。このうち、製造業は同18.6%減の2,835億円、非製造業(除く船舶・電力)は同17.8%減の4,270億円となった。

※ なお詳細は以下のHPをご参照下さい。
 http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1405juchu.html


2.関係する産業動向
◎鉱工業指数調査 

【最新プレス情報 平成26年5月分確報】(平成26年7月14日発表)
          ※ 公表のタイミングの関係で前回と重複することがあります。

生産・出荷・在庫・在庫率指数概況
 5月の生産指数の確報値は、前月比0.7%の上昇となり、指数水準は100.0(季節調整済)となった。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、食料品・たばこ工業、繊維工業等であった。

 出荷指数の確報値は、前月比▲1.0%の低下となり、指数水準は97.0(季節調整済)となった。出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業等であった。

 在庫指数の確報値は、前月比3.0%の上昇となり、指数水準は108.4(季節調整済)となった。在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、窯業・土石製品工業等であった。

 在庫率指数の確報値は、前月比4.0%の上昇となった。

製造工業生産能力・稼働率指数概況
 5月の稼働率指数は、前月比▲0.7%の低下となり、指数水準は102.3(季節調整済)となった。
 生産能力指数は、前月比0.1%の上昇となり、指数水準は95.3(原指数)となった。

概 況
(1) 生産は、前月比0.7%の上昇であった。
業種別にみると、輸送機械工業、食料品・たばこ工業、繊維工業等が上昇し、化学工業、
情報通信機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業等が低下した。
出荷は、前月比▲1.0%の低下であった。
業種別にみると、輸送機械工業、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業等が低下し、
食料品・たばこ工業、非鉄金属工業、パルプ・紙・紙加工品工業等が上昇した。
在庫は、前月比3.0%の上昇であった。
業種別にみると、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、窯業・土石製品工業
等が上昇した。
(2) 確報と速報を比べると、生産、出荷、在庫、在庫率とも上方修正であった。生産の上方修
正は、橋りょう、リキュール等による。
(3) 製造工業稼働率指数は、102.3 で前月比▲0.7%の低下であった。
製造工業生産能力指数は、95.3 で前月比0.1%の上昇であった。

※ なお詳細は以下のHPをご参照下さい。
 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result/pdf/press/b2010_201405kj.pdf


3.政策動向
 特に無し。
 
◯ 「クール・ビズ(COOL BIZ)2014」を実施中
 当センターでは環境省・経済産業省の呼びかけに応じて、5月~10月の6カ月間、クール・ビズ(COOL BIZ)を実施しております。暑い毎日が続きます。期間中当センターへは、室温28℃でも快適に過ごせる服装でおいで頂ければ幸いです。


   

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