MEMSセンシング&ネットワークシステム展2022 開催報告(1月26日~ 28日)
MMC創立30周年記念講演会(1月28日)開催報告
IEEE MEMS 2022(1月9日~13日)参加報告
「IEEE MEMS 2022」 はIEEE主催のMEMS技術に関する年次国際会議で、第35回となる今回は2022年1月9日から13日の5日間にわたり、東京丸の内の東京国際フォーラムでのIn-Person参加とWEBサイトへのVirtual参加からなる本会議史上初のハイブリッド方式により、500名を超える予約参加者を得て開催されました。マイクロマシンセンターはブロンズスポンサーとしてVirtual参加いたしました。
今回の論文投稿件数は600件(前回518件)で、Virtual開催であった前回より16%程度増加しました。採択された論文数は全体で275件(前回270件)となり、採択率は約46%(前回52%)、その内訳は、口頭発表が74件、ポスター発表が201件となりました。採択論文著者の所属国別件数順位は、やはりアジアが多く、前回に続き中国が73件(前回89件)で首位、日本は57件(前回41件)で第2位と大幅に増加、第3位に米国55件(前回56件)が続きました。前記2ヶ国以外のアジア諸国では、台湾19件、韓国10件、インド6件、等でした。また、欧州では、オランダ10件、イタリア8件、スイス、ドイツ、ベルギーが各5件、等となりました。
本会議は独創性、新規性を重視するMEMS技術分野における最も権威のある国際学会のひとつとされています。今回の採択論文の技術分野別件数は、多い順から、Physical and Chemical Sensors(81件)、Bio and Medical MEMS(58件)、Optical, RF and Electromagnetics(38件)、Fluidics(28件)、Actuators and Power MEMS(27件)、Emerging Technology(23件)、そのほか(20件)となっており、具体的には、フィードバック制御PZTマイクロミラー、走査型示差熱センサ、3D電子ビーム描画構造、3D微細電極アレイ、容量性触覚センサ、などの優れた発表が行われました。
次回の「IEEE MEMS 2023」は、2023年1月15日から19日に、ドイツ、ミュンヘンの ”TU münich (ミュンヘン工科大学)”
キャンパス内にある ”Science Congress Center Münich” にて開催されます。
先端技術開発プロジェクト の活動から
SNIF/BaMBI/HS-ULPAC 研究会等の開催日程(12月~3月開催分)
① 薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発
(SNIF)
2021年12月13日(月)SNIF会議(web会議、終了)
2022年 1月 17日(月)SNIF会議(web会議、終了)
2022年 2月 14日(月)SNIF会議(web会議)
2022年 3月 14日(月)SNIF会議(web会議)
② 血中成分の非侵襲連続超高感度計測デバイス及び
行動変容促進システムの研究開発(BaMBI)
2021年12月17日(金)第9回技術推進研究会(web会議、終了)
2022年 1月 21日(金)第10回技術推進研究会(web会議、終了)
2022年 2月 18日(金)第11回技術推進研究会
2022年 3月 18日(金)第12回技術推進研究会
③ 量子干渉効果による小型時計用発振器の高安定化
の基礎研究(HS-ULPAC)
2022年 1 月13日(木)第5回研究会(web会議、終了)
2022年 1 月25日(火) サイトビジット(産総研つくば)(終了)
2022年 3 月10日(木) 第6回研究会(web会議)
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