MMC > 国際交流活動 > 海外調査報告会 > 第6回(H29) 海外調査報告会(2018.1.31) |
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第6回 MEMS協議会・海外調査報告会(平成29年度) |
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■ 日 時: |
平成30年1月31日(水) 15:00~17:20~18:30 |
■ 主 催: |
一般財団法人マイクロマシンセンター・MEMS協議会 |
■ 場 所: |
(財)マイクロマシンセンター 「新テクノサロン」 (地図) |
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(東京都千代田区神田佐久間河岸67 MBR99ビル 7階) |
■ 参加費: |
一般 3,000円 / 賛助会員 ・ MEMS協議会メンバー 無料 |
■ プログラム ■ 参加申込 ■ 発表概要
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一般財団法人マイクロマシンセンター・MEMS協議会では、マイクロマシン/MEMS等のマイクロナノ分野に係る技術開発と産業推進を目的として諸活動を行なっています。
「海外調査報告会」は、国際交流事業の一環として毎年開催しており、海外のMEMS・マイクロナノ関連企業・研究機関への訪問、交流活動、関連国際会議での情報収集活動等で得たマイクロナノ分野の最先端産業技術動向や知見を報告しております。
今回はMEMSセンサの新しい用途である橋梁・大規模インフラのモニタリングの調査として参加したWCEAM2017(12th World Congress
on Engineering Asset Management)の概要紹介及び海外における橋梁、ダム、歴史的建造物等のモニタリングの現地実態調査結果に関して、NMEMS技術研究機構
技術開発推進室長 武田宗久氏からの特別報告も予定しています。
また(一財)マイクロマシンセンターが主導している最新の国際標準化の活動に関しても報告致します。
皆様のご参加をお待ちしております。
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報告会 プログラム |
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15:00~15:05 |
主催者挨拶 |
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(財)マイクロマシンセンター 専務理事 長谷川 英一 |
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15:05~15:50 |
【特別報告】「海外における橋梁・大規模インフラモニタリングの現状と動向」
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・WCEAM2017(@Brisbane Convention Center、オーストラリア)
概要紹介
・橋梁モニタリング
(van Brienenoord橋@オランダ、Marchetti橋@イタリア、
Chillon高架橋@スイス、Sydney Harbor橋@オーストラリア等)
・ダムモニタリング(Beznarダム@スペイン)
・歴史的建造物モニタリング
(Venaria宮殿@イタリア、El Giraldillo@スペイン)他 |
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NMEMS技術研究機構 技術開発推進室長 武田 宗久 |
15:50~16:10 |
「IoT社会に向けたセンサ動向調査と産業動向調査報告」 |
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・MEMS and Sensors Industry Group(MSIG)国際ビジネス会議
(MEMS & Sensors Executive Congress US in 2017)
・MEMS産業動向調査報告 |
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NMEMS技術研究機構 主幹研究員/MEMS協議会 今本 浩史 |
16:10~16:35 |
「マイクロマシンサミット2017」 |
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・マイクロマシンサミット2017(バルセロナ)報告 |
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MEMS協議会 三原 孝士 |
16:35~17:00 |
「MEMS関連の国際会議報告」 |
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・ 国際会議Transducers2017報告 |
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MEMS協議会 大中道 崇浩 |
17:00~17:20 |
「MEMS国際標準化に関する活動状況」 |
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・MEMSデバイス特性計測方法、信頼性評価、
エネルギーハーベスティング、
スマートセンサにおける国際標準化の状況
・標準化国際会議 報告
(総会:ロシア・ウラジオストック、アドホック会議:日本・東京) |
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MEMS協議会 大中道 崇浩 |
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(プログラムはやむを得ず変更になる場合がございますのでご了承下さい。) |
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参加者交流会 (財)マイクロマシンセンター 6階 会議室
17:30~18:30 参加者交流会 (簡単な立食交流会)
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参加申込: |
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参加費: ■ 一 般 3,000円
■ MEMS協議会メンバー 無料 ⇒ メンバーリスト
参加者交流会: 海外調査報告会参加者は無料
申込締切: 平成30年1月25日(水)(定員40名になり次第締め切りさせて頂きます。)
参加申込: インターネット 参加申込
メール・FAX 参加申込 (webからお申込できない方)
*受講票は1月中旬頃メール送信予定です。
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発表概要 |
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■ 海外における橋梁・大規模インフラモニタリングの現状と動向 ( 武田 宗久 )
道路インフラモニタリング技術の大規模インフラへの展開可能性について調査するため、2017年8月2日(水)~8月4日(金)にオーストラリアのブリスベンコンベンションセンターにおいて開催されましたアセットマネージメントの国際会議である12th World Congress on Engineering Asset Management (WCEAM2017)に参加しましたので、その概要について報告します。
また、日本より先行していろいろな活動が行われている海外の橋梁・大規模インフラモニタリングの現状を把握するため、van Brienenoord橋(オランダ)、Marchetti橋(イタリア)、Chillon高架橋(スイス)、Sydney
Harbor橋(オーストラリア)等の長大橋、発電施設であるBeznar ダム(スペイン)、遺跡建造物であるVenaria宮殿(イタリア)やEl
Giraldillo(スペイン)等の大規模インフラの現場等を訪問し、その管理、モニタリングの実態を調査しましたので、その結果についても報告します。
■ IoT社会に向けたセンサ動向調査と産業動向調査報告( 今本 浩史 )
米国MEMS & Sensors Industry Group主催で、2017年10月31日(火)~11月2日(木)の間、米国カリフォルニア州サンノゼにて開催されたMEMS
& Sensors Executive Congressに、IoT社会にむけたMEMS&センサの動向調査の一環として参加したので報告します。
また、併せて、国内外の産業動向調査の概要を合わせて報告します。
■ マイクロマシンサミット2017( 三原 孝士 )
2017年の第23回「国際マイクロマシンサミット」は5月15日(月)から17日(水)までスペインのバルセロナで開催されました。
今回のトピックスは、” Micro and Nano Systems for Smart Cities applications”です。スペインは、センサやMEMS、無線、半導体や集積回路、ナノ材料と言った複数の専門分野の研究者が同居する研究所が多く、専門領域の融合が進んでいるのが特徴ですが、今回のオーガナイザーは、CNM-CSIC(National
Microelectronics Center of Barcelona)の所長Carles Cane教授でした。今回は欧州での開催で参加者も多く、21の地域から73名のデレゲイト、更にスペインからの10名程度のオブザーバの参加もあり、比較的規模が大きいものでした。今まで何年か不参加の期間があった、イギリスやカナダ、オーストラリア等の復帰、更にアイルランドや東欧の新規の参加国もあったのが特徴です。定点観測になりますが、本年度の特徴と、新規に参加した地域の発表内容を中心に報告します。
■ MEMS関連の国際会議報告( 大中道 崇浩 )
2017 年 6月 18日~22日に台湾・高雄(Kaohsiung)で開催された、隔年開催の Transducer 技術に関する国際会議である、International
Conference on Solid-State Sensors, Actuators and Microsystems(Transducers2017)に、センサ・MEMSデバイスの技術調査の目的で参加したので報告します。
マイクロマシンセンターでは、「国内外技術動向調査」という取り組みとして、MEMS分野の著名な国際会議等をターゲットにした定点観測的な調査を例年行っており、本国際会議はその調査の対象学会です。国内外技術動向調査は、有識者から成る委員によって分析を行い、例年、報告書として発行しますが、今回は事務局として学会の内容を紹介します。
■ MEMS国際標準化に関する活動状況( 大中道 崇浩 )
MEMS国際標準化はIEC(国際電気標準会議)で進められており、日本はMEMS分野を担当する分科委員会SC47Fの幹事国として主導的に推進しています。IECの全体会議は毎年開催され、2017年は6月に東京で、10月にロシア・ウラジオストクで開催されました。今回、これらの国際会議を通して、特性計測方法、信頼性評価、エネルギーハーベスティング、スマートセンサ等でのMEMS関連の技術分野における国際標準化の状況について報告します。
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お問合せ |
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一般財団法人マイクロマシンセンター
MEMS協議会・海外調査報告会 担当 三原 / 酒向
E-mail: seminar1@mmc.or.jp (お問合せ)
〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸67 MBR99ビル6階
Tel: 03-5835-1870 Fax: 03-5835-1873
http://www.mmc.or.jp/ |
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