MMC > 先端技術開発PJ概観
 当センターMMCは、ナノマイクロ分野の技術革新を支え、さらにその成果を活用した産業発展に貢献すべく、長期に亘りMETI / NEDOが主導する産学連携の先端技術開発プロジェクトの推進に携わってきました。

 以下、技術フロンティアへ挑戦し続けている数々のプロジェクトの概要プロジェクトの変遷状況を紹介します。


   
先端技術開発プロジェクトの概要
(現在推進中のプロジェクト)  
量子干渉効果による小型時計用発振器の高安定化の基礎研究(HS-ULPAC)
  (2020-2023年)
   プロジェクトHPサイト 
血中成分の非侵襲連続超高感度計測デバイスおよび行動変容促進システムの研究開発(BaMBI)
  (2019-2023年)
   プロジェクトHPサイト 
    

   
(研究開発終了のプロジェクト)
薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)
  (2019-2022年)
   プロジェクトHPサイト 
空間移動時のAI融合高精度物体認識システム(AIRs)の研究開発
  (2017-2018年)
   プロジェクトHPサイト 
学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発
  (2016-2021年)
   プロジェクトHPサイト 
スマートセンシング・インタフェース(SSI)の国際標準化
  (2016-2018年)
   プロジェクトHPサイト 
センサ端末同期用原子時計(ULPAC)の研究開発
  (2015-2018年)
   プロジェクトHPサイト 
高効率MEMS振動発電デバイス(MEH)の先導研究
  (2015-2016年)
   先導研究HPサイト
「完全自動化」自動車に不可欠な革新認識システムの先導研究
  (2015-2016年)
   先導研究HPサイト 
ライフラインコアモニタリングシステム(UCoMS)研究開発
  (2014-2018年)
   プロジェクトHPサイト 
道路インフラモニタリングシステム(RIMS)研究開発
  (2014-2018年)
   プロジェクトHPサイト 
次世代精密家畜個体管理システムの開発プロジェクト
  (2014-2016年)
   プロジェクトHPサイト 畜産センサBlog
社会課題対応センサーシステム先導研究
  (2013年)
   先導研究HPサイト 
グリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクト
  (2011-2014年)
   プロジェクトHPサイト GSNプロジェクト(Blog)
   技術研究組合 NMEMS技術研究機構 
Gデバイス@BEANS(高機能センサネットシステムと低環境負荷型プロセスの開発)
  (2009-2010年)
   Gデバイス@BEANS 活動の軌跡
   Gdevice Technical Reports (2011.2)
異分野融合型次世代デバイス(BEANS)
  製造技術開発プロジェクト
  (2008-2012年)
   プロジェクトHPサイト  技術研究組合BEANS研究所
   BEANS成長ものがたり(Blog)
   BEANSてくのろじぃ(Blog)
   BEANSアウトカム(BEANS成果) BEANS成果サマリー
   BEANS特許ショップ  BEANS知識データベース  
     
ファインMEMSプロジェクト(高集積・複合MEMS製造技術開発)
  (2006-2008年)
   ファインMEMSプロジェクトの軌跡
   MEMSPedia MEMSPedia ファインMEMS知識DB
   MEMSPedia 等価回路ジェネレータ
MEMS-ONE 開発プロジェクト 
   (MEMS用設計・解析支援システム)
  (2004-2006年)
   MemsONEひろば 
MEMSプロジェクト(ファンドリ-助成) 2003-2005年
マイクロ分析・生産システムプロジェクト 2002-2005年
ダイオキシン類の高速測定技術の研究開発プロジェクト 2000-2001年
マイクロマシン技術研究開発プロジェクト
  (1991-2000年)
   マイクロマシン技術プロジェクトの記録 - MMPJアーカイブ

    
先端技術開発プロジェクトの変遷
 MMCが係わってきたこれらの先端技術開発プロジェクトの変遷を振り返ってみると、その時々の産業ニーズ・社会ニーズに応じて、約10年毎にプロジェクト目標が「基礎技術の開発」から「デバイス製造基盤技術の開発」へ、さらには「応用分野としてのセンサネットワークの開発」へとシフトしてきていることが分かります。
  • まず、1990年代マイクロマシン技術研究開発プロジェクト一色でしたが、この時期はマイクロマシン基礎技術の開発が行われました。この研究成果は各企業の中で技術力・製品開発力の強化に活用されました。
  • その後2000年代に入ると、マイクロマシン基礎技術を活用するMEMSデバイスが注目を浴びるようになり、MEMSの実用化・ファンドリ-事業展開を助成するMEMSプロジェクトや、MEMSの設計・解析支援ソフトを開発するMEMS-ONEプロジェクトが実施されました。
  • 2010年代後半に入ると、既存のIoT技術では実現困難な革新センサ基盤技術の開発として、BaMBIプロジェクトSNIFプロジェクトを立ち上げ、超微小量の検出や過酷環境下での動作、非接触・非破壊での測定等を可能とする技術開発を行いました。また過酷環境下での動作を保証するため、HS-ULPACプロジェクトとして小型時計用発振器の高安定化の基礎研究を実施しております。さらに、今後発展が期待される屋外IoTのキー技術となる、「環境調和型MEMS(EfriM : Environment  friendly MEMS)技術の研究開発に関する戦略策定」事業を実施致しました。


(主要技術開発プロジェクトの遂行状況)
 マイクロマシンセンターの活動の歩みの中に、MMCが携わる主要技術開発プロジェクトの遂行状況が示されています。
→ 拡大(PDFファイル)

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