省エネ効果に寄与するグリーンMEMSセンサ機能、無線通信機能、自立電源機能及び超低消費電力機能等を付与した革新的センサの開発は、主要各国と比べても技術的優位性を保ち得る先駆的な取り組みであり、ユーザーを含めそれぞれの得意分野を有する企業の英知を結集して、早急に成果を創出することで、センサ及びセンサネットワーク分野における我が国の国際競争力を強化することが急務とされていました。
これらの要請に応えるため、2011年から2014年度までの4年間を研究実施期間として、グリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクト を遂行し、革新的かつ実用的で安価な小型グリーンセンサを開発するとともに、それらを用いたネットワークシステムを構築して、環境計測やエネルギー消費量等の把握(見える化)及びエネルギー
消費量の制御(最適化)を可能にするような省エネを目指す実証を実施しました。
国/NEDOプロである本技術開発プロジェクトは、技術研究組合 NMEMS技術研究機構が実施主体となり、NEDO:新エネルギー・産業技術総合開発機構との共同研究開発方式により推進されました。マイクロマシンセンターは、NMEMS技術研究機構の組合員として本プロジェクトに参画し、プロジェクトの円滑な遂行を支援しました。
なお、本プロジェクトの初動的な研究開発事業として位置づけられるGデバイス@BEANSの事業については、多大な成果を挙げ2010年度に終了しました。
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